<追記>機種変更応援プログラムの新規受付は2019年5月31日をもって終了しましたが、すでに契約中の場合はそのまま継続して利用できます。
先日、ドコモショップで機種変更の手続きをした際に「『機種変更応援プログラム』に加入しますか?」と確認されました。3年ほど前に機種変更をした際はそんなプログラムなかったような・・・と思って調べてみると、2015年に始まった比較的新しいサービスのようです。
機種変更の際に『機種変更応援プログラム』に加入するかどうか聞かれると、そのサービス概要がしっかりわかっていないと迷ってしまいますよね。しかも、『機種変更応援プログラム』は機種変更と同時にしか申し込めません。あとから「やっぱりつけたい」というのができないんです。
今回は、『機種変更応援プログラム』について、特典内容や注意点、どのような場合にお得なのかなどを、利用規約を読んだりコールセンターに聞いたりしてまとめました。
追記:iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plusは機種変更応援プログラムではなく、機種変更応援プログラム“プラス”の対象機種です。
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機種変更応援プログラムとは
機種変更応援プログラムがどういった内容か確認していきます。
プログラムの概要
機種変更応援プログラムは、2015年9月25日から始まったサービスです。
機種変更応援プログラム
プログラム料金を一定期間支払うと、新たな対象機種に機種変更する際に、旧対象機種を回収すること等を条件に、新たな対象機種の購入代金の割引またはポイントの進呈という特典が受けられるプログラム
プログラムに加入している機種がiPhoneの場合は加入から13か月目以降、アンドロイドの場合は加入から19か月目以降に特典が受けられます。
プログラムの加入について
加入条件
次に、プログラムへの加入の条件についてです。機種変更応援プログラムは誰でもいつでも加入できるのでしょうか。
機種変更応援プログラムに加入するには・・・
- 対象機種を購入すると同時に機種変更応援プログラムに加入する
- Xi契約をする
Xi契約をすることについては問題ないと思いますが、重要なのは「対象機種を購入すると同時に機種変更応援プログラムに加入する」という点です。
新たに購入する機種が「対象機種」であることと、「購入と同時に」加入というのがポイントです。
次の章で詳しく見ていきましょう。
対象機種
対象機種というのはどの機種を指すのでしょうか。ドコモの公式ホームページで確認してみました。
機種変更応援プログラム 対象機種(2017年4月17日現在)
◆カテゴリーA
iPhone 7(128GB)、iPhone 7(256GB)、iPhone 7 Plus(32GB)、iPhone 7、7Plus(128GB)、iPhone 7 Plus(256GB)
◆カテゴリーB
iPhone 7(32GB)、iPhone SE(64GB)、iPhone SE(128GB)、arrows NX F-01J、V20 PRO L-01J、Galaxy S7 edge SC-02H、AQUOS ZETA SH-04H、XperiaTM XZ SO-01J、XperiaTM X Compact SO-02J
◆カテゴリーC
iPhone SE(16GB)、iPhone SE(32GB)、Disney Mobile on docomo DM-01J、arrows SV F-03H、AQUOS EVER SH-02J
(出典:ドコモ 機種変更応援プログラム)
対象機種は変更になることがあるので、最新情報は上記の出典元から公式ホームページを確認してください。
カテゴリーA、B、Cと分かれているのは、カテゴリーによって特典で還元される金額が異なる(後述)からです。
ご覧の通り、比較的最近に発売された機種のみが対象です。対象機種は随時見直しが行われるそうです。
9月21日追記:iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 plusは、2017年9月に新設された機種変更応援プログラム“プラス”という新しいプログラムの対象機種です。機種変更応援プログラムプラスは月額料金が無料で損をすることはないので、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 plus購入時には申し込んでおくのがベストです。
加入のタイミング
機種変更応援プログラムは、機種変更をすると同時にしか加入することができません。後から入るというのができないんです。
加入の申し込み方法
機種変更応援プログラムは、ドコモショップ、ドコモ取扱い店舗、ドコモオンラインショップで機種変更と同時に加入の申し込みができます。
プログラム利用料金
機種変更応援プログラムの利用料金は、月額300円(非課税)です。
プログラム利用料金は毎月のケータイ料金と一緒に請求されます。
課金期間
プログラム月額料金を支払う期間は最大24か月です。
1か月の数え方ですが、機種変更をした日が属する月が1か月目です。たとえば、2017年4月15日に機種変更した場合、1か月目は2017年4月になります。
同じ機種を使い続けた場合、25か月目以降はプログラム料金の課金は必要ありません。
つまり、最大で300円/月×24か月=7,200円のプログラム料金を支払うことになります。
プログラムの特典について
機種変更応援プログラムに加入している場合に受けられる特典についてです。
特典内容
機種変更応援プログラムの特典内容は、ざっくりと説明すると次のとおりです。
対象機種への機種変更時に・・・
ドコモショップや家電量販店で手続きする場合:贈呈されたdポイントをその場で利用して新機種購入代金を割引
ドコモオンラインショップで手続きする場合:後日、dポイントを贈呈
実際にいくら割引されるかは機種によって異なるので後で説明します。
大きな特徴としては、ドコモショップで手続きした場合は、機種変更応援プログラムの特典を利用してその場で購入代金を割引できます。一方、ドコモオンラインショップだと後日dポイントが贈呈されるため、新機種の代金の支払いに特典のdポイントを充てることができません。
また、ドコモオンラインショップで手続きすると、還元額がドコモショップや家電量販店で手続きした場合よりも1,200円分少なくなってしまいます。これは、機種変更応援プログラムでは旧機種の回収が条件なのですが、ドコモオンラインショップで手続きをすると旧機種を郵送で送付しなければいけなくその分の手間がかかるためのようです。
追記:ドコモのコールセンターに確認したところ、2017年9月21日からドコモオンラインショップを利用した場合の1,200ポイント減額が廃止されました。つまり、ドコモショップでもドコモオンラインショップでも贈呈されるポイント数が同じになりました。この変更があった旨は公式ホームページのどこにも記載がないそうです。
ドコモショップだと登録等手数料が2,000円+税かかるのに対し、ドコモオンラインショップでは機種変更時の登録等手数料が無料になります(XiからXiへの機種変更の場合)。また、ドコモオンラインショップではドコモショップでは支払うことになる頭金も不要です。
まとめるとこのようになります。
新機種を購入する場所 | 特典の利用 | 特典の額 | 登録手数料(Xi→Xi) | 頭金 |
ドコモショップや家電量販店 | すぐに使えるdポイントをもらって、その場で新機種購入代金を割引 | 最大27,000円分 | 2,000円+税 | 5,000円~8,000円程度
(店舗による) |
ドコモオンラインショップ | dポイントを贈呈
(後日) | 最大27,000円分 | 無料 | 無料 |
コールセンターに確認したところ、ドコモオンラインショップを利用した際に贈呈されるdポイントは期間限定ポイントではなく通常のdポイント(有効期限は約4年)だそうです。dポイントはケータイ利用料金の支払いにも利用できるので無駄になることはないのですが、「とにかくその場で新機種代金を割引きしてほしい!」という場合は、ドコモショップや家電量販店に行くのがよいでしょう。
<参考>
機種変更応援プログラムのホームページでは、「ポイント還元」としか書いていなくて「ほんとに購入代金をその場で割引できるの?」と疑問に思って調べたところ、『機種変更応援プログラムご利用規約』に割引できる旨きちんと掲載されていました。
(本特典の提供) 第10条
(1) 旧対象機種を新たな対象機種の購入と同時にドコモショップまたはドコモが定める家電量販店の店頭で引き渡す場合 :新たな対象機種の購入代金の割引
(2) 旧対象機種を郵送で引き渡す場合 :ドコモが別に定める日までに本件携帯電話回線にポイントの進呈(ただし、利用者が本件携帯電話回線契約につき 利用料金を一括して請求するサービスをご利用いただいている場合には、利用料金をお支払される携帯電話回線に進呈します)
出典:機種変更応援プログラムご利用規約
特典を利用できる時期
機種変更応援プログラムに入ったとしても、加入してしばらくは特典が利用できません。
特典が利用できるようになる時期は、現在使っている機種がiPhoneかアンドロイドかによって異なります。
iPhoneの場合:13か月目~
※ただし、iPhoneの場合13か月目~18か月目に特典還元を申し込む場合、前倒し料2,000円(非課税)の支払いが必要
アンドロイドの場合:19か月目~
つまり、iPhoneの場合は1か月目~12か月目、アンドロイドの場合は1か月目~18か月目の期間は、機種変更応援プログラムに加入していたとしても特典の割引(もしくはポイント還元)を受けられません。
プログラム特典の利用条件
プログラムの特典(割引orポイント還元)を利用する条件は、加入の条件同様に結構厳しいです。
①プログラムに加入し、プログラム利用料金を支払っていること
②対象機種に機種変更すること
③旧機種を正常に使える状態で回収すること
その他、ケータイ料金をきちんと支払っているなども条件ですが、当たり前すぎる点は省きました。
①プログラムに加入し、プログラム利用料金を支払っていること
これは先に述べたとおり、機種変更応援プログラムへは機種変更と同時にしか加入できないので、機種変更した時点から加入してプログラムを解約することなく毎月プログラム料金を支払っていることが必要です。
②対象機種に機種変更すること
新たに機種変更する機種もドコモが指定している対象機種であることです。
プログラムの加入についての『対象機種』の項目に掲載したとおり、対象機種は比較的最新の機種に限られています。対象機種は新しく発売される機種に随時更新されていくそうです。
つまり、ドコモがその時に売りたい新しくて代金の高い機種を買った場合のみ割引きの対象になるということですね。
機種変更応援プログラムは、最新の機種に次々と機種変更していく人向けといえます。
③旧機種を正常に使える状態で回収すること
これが結構大事です。旧機種は回収されるのですが、回収する旧機種に色々と条件がついてきます。
出典:ドコモ 機種変更応援プログラム
- 旧機種が正規店で購入されたものであり、その購入において不備・不正や携帯電話機購入代金の未払いがないこと。
- 旧機種に故障、水濡れ、著しい外観破損、画面割れがないこと(店頭で確認をさせていただきますので、電池パックを装着した状態でお持ちください)。
- 旧機種に記録されているメモリ・データが消去できること(一切のデータはお客様ご自身の責任で消去していただきます)。
- 改造していないこと。
- 申込者が旧機種の所有権を有していること。
だいたいの項目は問題ないかと思いますが、注意しなければいけないのは、「旧機種に故障、水濡れ、著しい外観破損、画面割れがないこと」という点でしょう。
回収する旧機種が正常に使える状態でないと機種変更応援プログラムの特典は利用できません。正常に使える状態かどうかはドコモショップで手続きする場合は、ドコモショップでその場で確認します。ドコモオンラインショップで手続きする場合は、旧機種を郵送して検品することになります。
つまり、「携帯を水没させちゃって使えなくなったから機種変更しよう」という場合には、機種変更応援プログラムの特典は利用できません。
割引金額
特典で割引される金額が一番気になるところです。
割引額は、どの機種を利用していたかと機種変更応援プログラムにどのくらいの期間加入していたかで変わってきます。
先に説明した対象機種のカテゴリーA、B、C別に還元額が異なります。
この表のカテゴリーは旧機種と新機種のどちらで見ればいいのかわからず、コールセンターに確認したところ旧機種(現在利用してプログラムに加入している機種)のカテゴリーで見るそうです。対象機種はどんどん更新されていくとのことで、旧機種がどのカテゴリーだかすでにホームページでは確認できない人もいると思うのですが・・・。コールセンターも機種変更応援プログラムについて詳しくないらしく他の点は大胆に間違えながらの説明だったのでここの説明も合ってるか不安なんですが、とりあえずは旧機種のカテゴリーで見るという回答です。
最大27,000円とうたっていますが、27,000円お得になるのは例えばiPhone7(128GB)に機種変更して19か月目で対象機種にまた機種変更をした場合などとても限られた場合のみです(13~18か月目だと別途2,000円(非課税)の前倒し料の支払いが必要になる)。
つまり、結局いくらの支払いが発生して、いくらお得になるのかが知りたいですよね。
支払うプログラム料金と特典での割引との差額を早見表にしました。
<iPhoneの場合>
<アンドロイドの場合>
例えば、iPhoneで機種変更応援プログラムを利用して13か月目にドコモショプで機種変更をする場合は、それまでに支払ったプログラム料金は、300円/月×13か月=3,900円です。13か月目の機種変更では前倒し金の支払いが必要なので、プログラム料金3,900+前倒し金2,000円=5,900円が負担する金額です。それに対し、特典でいくら割引される金額は27,000円です。その差額である21,100円がお得になるということです。
表をじっくり眺めるとわかるのですが、iPhoneの場合もアンドロイドの場合も19か月目の特典の利用が一番お得です(iPhoneは13か月目から18か月目は2,000円の前倒し料がかかるのが大きい)。
特典利用までの流れ
プログラム特典利用までの流れは、新機種をドコモショップや家電量販店で購入するか、ドコモオンラインショップで購入するかによって異なります。
新機種をドコモショップ・一部の家電量販店で購入する場合
新機種をドコモショップや家電量販店で購入する場合の流れです。
対象機種(A)の購入 ※購入と同時に機種変更応援プログラムに加入
⇓
ドコモショップで新機種(B)に機種変更
(AがiPhoneの場合)Aの購入から13か月目以降
(Aがアンドロイドの場合)Aの購入から19か月目以降
- 旧機種(A)の回収
※その場で旧機種(A)が故障などしていないか判断 - 新機種(B)の購入 ※その場で特典分の割引
ドコモショップや家電量販店で購入する場合は、その場で旧機種の回収が完了するため、新機種の購入代金から特典分の割引を受けられます。
新機種をドコモオンラインショップで購入する場合
新機種をドコモオンラインショップで購入する場合の流れです。
対象機種(A)の購入 ※購入と同時に機種変更応援プログラムに加入
⇓
ドコモオンラインショップで新機種(B)に機種変更
(AがiPhoneの場合)Aの購入から13か月目以降
(Aがアンドロイドの場合)Aの購入から19か月目以降
- 新機種(B)の購入
⇓ 約1週間
送付キットの受け取り ※本人限定受取郵便
⇓
旧機種(A)、ポイント交換申込書の送付 ※Bの購入日の翌月末日消印有効
⇓
「下取り窓口」で旧機種(A)を検品
⇓ 検品終了翌日
不備なしの場合は、dポイント贈呈
ドコモショップで機種変更する場合と違い、旧機種の回収を郵送で行うため特典(ポイント)の贈呈まで時間がかかります。
郵送の場合、ポイントの贈呈にどのくらいかかるのでしょうか。
ドコモ公式ホームページに「郵送方式での「機種変更応援プログラム」お申込みは、返送キットの配送・検品処理等のため、ポイントの進呈までに2~3か月程お時間をいただく場合がございます。」とありますので、気長に待つ必要がありそうです。
特典を利用しなかった場合に返金される条件
機種変更応援プログラムに加入して、月額料金も支払っていたけれど結局対象機種以外に機種変更してしまったという場合は、払った月額料金はすべて無駄になってしまうのでしょうか。
ここはきちんと救済処置があります。
以下いずれかの場合、前月までにお支払いただいた月額料金をポイントとして返金いたします。返金ポイントは、機種変更時の端末値引きに充当いただけます。
- 対象機種に機種変更し、特典を利用しない場合。
- 対象機種以外に機種変更した場合。
「対象機種に機種変更し、特典を利用しない場合」とは、下取りプログラムなど別の割引を利用したため機種変更応援プログラムは利用せずに機種変更した場合をいいます(機種変更応援プログラムと下取りプログラムの併用は不可)。
例えば、機種変更応援プログラムに加入して11か月目に機種変更したが、下取りプログラムを利用したため機種変更応援プログラムの特典は利用しなかった場合、300円×10か月分(前月まで)=3,000円分のdポイントが返還されます。
あくまでdポイントとして返還されるので現金で戻ってくるわけではないですが、こういった措置があるのはほっとします。
プログラムを解約する場合
機種変更応援プログラムは途中で解約することができますが、解約してしまうとプログラムの特典が受けられなくなるのはもちろんですが、それまで支払っていた月額料金も無駄になってしまうので注意が必要です。
前の章で説明した機種変更応援プログラムを利用せずに機種変更した際のポイント返金と混同して、プログラムを解約しても返金されると勘違いしないようにしましょう。これまで支払った分がポイント返金されるのは、あくまでもプログラムに加入し続けて機種変更をした場合のみです。プログラムを解約した際に返金はありません。
また、プログラム料金は日割りされないので、月初に解約しても月末に解約してもその月は300円の料金が発生します。
主な注意点
これまで説明した点も含め、機種変更応援プログラムの主な注意点をまとめます。
機種変更と同時にしか申し込めない
機種変更応援プログラムは新機種購入と同時にしか申し込みができません。
料金の日割り計算はされない
機種変更応援プログラムの月額料金は日割りされません。
機種変更をして同日プログラムに加入したのが4月30日だったとすると、4月30日の1日に対して月額料金の300円が発生します。
特典利用ができない期間がある
次の期間に機種変更する場合は、たとえ機種変更応援プログラムに加入していたとしても、プログラムの特典を利用できません。
iPhoneの場合:1か月目~12か月目
アンドロイドの場合:1か月目~18か月目
ただし、特典を利用できなかった場合の機種変更では、前月までに支払ったプログラム料金相当分がdポイントとして返金されます。
(iPhoneの場合)13か月から18か月では前倒し金が必要
iPhoneの場合、13か月目から18か月目で機種変更する場合は、前倒し料2,000円(非課税)が別途必要になります。
対象機種が限られている
機種変更応援プログラムに加入できる機種、また、購入時に特典を利用できる機種はドコモが指定する対象機種のみです。
対象機種は随時更新されますが、比較的最近発売された機種が多い傾向にあります。
旧機種での月々サポートは終了
旧機種で購入代金を分割払いにして月々サポートを利用している場合は、残りの購入代金を引き続き支払う必要はありますが、旧機種の月々サポートは打ち切られます。
これは、ホームページに記載がないのですが、とても大事な点です。
「24か月の割賦支払終了を待たずに気軽にお得に最新機種に機種変更していただくことができます!」とうたっているので、「旧機種に月々サポートが残っている場合どうなるんだろう」と疑問に思い、ドコモインフォメーションセンターに確認すると、旧機種の月々サポートは新機種を購入すると残期間があっても打ち切られるとのことでした。旧機種の代金の分割支払いは引き続き残期間分は支払う必要があります。
「お気軽にお得に機種変更」自体はできるかもしれませんが、現在利用している機種の月々サポートも気にすべきです。月々サポートの残期間がある場合は、月々サポートが終了することを理解したうえで手続きが必要です。
下取りプログラムとの併用不可
下取りプログラムとの併用はできません。
ドコモショップの場合は、機種変更応援プログラムと下取りプログラムのどちらを利用した方が還元額が大きいかを確認してもらえて、より大きい還元額のほうを利用できるそうです。
機種変更応援プログラムを利用しないで機種変更した場合には、支払ったポイントで還元されることを加味すると、下取りプログラム対象の場合は下取りプログラムを利用&機種変更応援プログラムで支払った金額をdポイントでバックという方法がお得かもしれません。
旧機種に故障などがあると利用不可
旧機種は回収されますが、利用できる状態での回収が必要です。
また、データなどは回収前に自身で移行、削除しておきます。
旧機種はドコモで処分あるいは内部データリセットを行った上で再利用するそです。
他社に乗り換えする場合は利用できない
機種変更応援プログラムはドコモの機種変更でのみ特典を利用できます。他社へ乗り換える場合は、特典を利用できません。
機種変更応援プログラムで得する場合・損する場合
機種変更応援プログラムで得をする場合は、どのようなパターンが想定されるか考えました。
- 機種変更するならば最新の機種を購入したい
- だいたい1年半後に機種変更すると決めている
- 現在利用している機種は月々サポート対象機種ではない
- 今後もずっとドコモを利用するつもり、特典が利用できなくても支払った金額分がdポイントで返還されるならOK
反対にこんな人が機種変更応援プログラムに加入すると損をする可能性があります。
- 携帯電話は1台を長く利用する
- 機種変更するなら型落ち機種で十分、最新機種には興味がない
- 他社へ乗り換える可能性がある
- 現在利用している機種の月々サポートがかなり残っている
私はまさにこちらのパターンです。
機種変更応援プログラムは、割引ができるとしても対象機種のもともとの金額が高いので、型落ち機種で十分という方は機種変更応援プログラムは必要なさそうです。
まとめ
機種変更応援プログラムは、プログラム料金を月々300円支払うことで、機種変更の際に割引もしくはdポイント贈呈の特典を受けられるサービスです。
iPhone・アンドロイド別に機種変更応援プログラムについてざっくりまとめると次のとおりです。
<iPhoneの場合>
対象機種を購入(Xi契約)
⇒購入と同時に機種変更応援プログラムに加入する
⇒プログラム利用料金300円/月を支払う(最大24か月)
⇒13か月目以降に対象機種に機種変更すると割引(ドコモショップの場合)or dポイント還元(ドコモオンラインショップの場合)
<アンドロイドの場合>
対象機種を購入(Xi契約)
⇒購入と同時に機種変更応援プログラムに加入する
⇒プログラム利用料金300円/月を支払う(最大24か月)
⇒19か月目以降に対象機種に機種変更すると割引(ドコモショップの場合)or dポイント還元(ドコモオンラインショップの場合)
支払い金額と特典還元額の差額を試算した場合、iPhoneでもアンドロイドでも19か月目に機種変更をするパターンが一番受けられる金額のメリットが大きいようです。購入から19か月目から23か月目くらいに最新機種に次の機種変更をする場合などの限られた場合に最もメリットが発揮されます。
ただし、機種変更応援プログラムは機種変更と同時にしか加入することができないので、店頭ですすめられて迷った!という時はまず加入して不要ならば1か月分の月額のみ支払ってよく検討してから解約というのでもよいかと思います。
その他のお得な機種変更方法
ここまで機種変更応援プログラムについて紹介してきましたが、もっとお得に機種変更できる場合もあります。
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(参考:dカード「dカード GOLD」の会員数が500万を突破 <2019年2月1日>)
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