ドコモが発行するクレジットカードであるdカード GOLD。契約者がどんどん増えて2019年1月に会員数が500万を突破しました。
2015年にDCMX GOLDがdカード GOLDにリニューアルされてから、ものすごい勢いで会員数が伸びています。実際にdカード GOLDを使い倒している私もdカード GOLDはドコモユーザーにとってメリットが大きいことを実感しています。
ドコモユーザーなのにdカード GOLDを知らずに損している人は多いはずです。dカード GOLDはすぐにでも作った方がお得になる場合が多いのですが、機種変更するならばよいきっかけとしてdカード GOLDを一緒に申し込んでみるのがおすすめです。
今回は、ドコモで機種変更をするならばdカード GOLDを契約したほうがお得な理由について解説します。
(時間がない人はブックマークor目次から「まとめ」へ)
dカード GOLDとは
dカード GOLDは、ドコモが発行するクレジットカードです。
dカード GOLDでドコモのケータイ・ドコモ光利用料金を支払うと10%分ものポイントがたまるうえに、たまったポイントは1ポイント1円からケータイ利用料金の支払いに使えます。実質ケータイ利用料金の節約になり、年会費(税抜10,000円)以上にお得になる場合もあるクレジットカードです。
機種変更するならdカード GOLDがおすすめな理由
機種変更をするならdカード GOLDがおすすめな理由を4点にまとめました。
特に②「dカードケータイ補償で最大10万円のサポート」がおすすめです(わが家もスマホを壊した際に約10万円のスマホに無料で機種変更できました)。
①ドコモオンラインショップでポイント2倍
ドコモオンラインショップで端末代金をdカードもしくはdカード GOLDを使って決済すると、dポイントが通常の2倍の2%贈呈されます。通常は100円(税込)につき1ポイントなので、その2倍の100円(税込)につき2ポイント獲得できる計算です。
出典:dCARD ドコモオンラインショップでdカード、DCMXならいつでもポイント2倍!
端末代金は高額になるので、ポイント2倍は大きいです。
例えば、人気機種のXperia(TM) XZ Premium SO-04Jの端末代金は93,960円(※)で、通常は100円(税込)につき1ポイントなので939ポイントしかつかないところが、dカード GOLDで決裁すると2倍の1,879ポイントも付与されます。(※)2017年9月12日時点。
1,879ポイントではなく1,878ポイント(939ポイント×2)ではないのかなと思ったのですが、コールセンターの方も詳しい計算方法がわからないらしく「たぶん繰り上げか何かになっている」とのことでした。
ただし、ドコモオンラインショップではクレジットカードでの支払いの場合、一括払いしか選択できないことに注意が必要です。
ちなみに端末代金をdカード決済ではなく、ドコモの毎月の料金と一緒に支払う(分割払い)場合は、端末代金の分割支払金に対してdポイントは付与されません。
つまり、端末の購入代金に対してdポイントを付与するには、dカード/dカード GOLDでの支払いしかないということです。端末代金は金額が大きいので、dポイントをもらえたほうがもちろんお得ですよね。
しかも、たまったdポイントは1ポイント1円からケータイ利用料金の支払いにも利用できます。ためるだけためて利用しにくいポイント制度もある中で、dポイントは使い道も豊富でケータイ利用料金の節約に繋げることもできるのが嬉しい点です。
ドコモオンラインショップでのdカード GOLD決済は、一括払いをできる人には絶対におすすめの方法です。
ドコモオンラインショップは、ドコモショップだと約2,000円かかる事務手数料が無料、ドコモショップだと5,000円~8,000円程度かかる頭金も不要です!2,500円以上の購入で送料も無料なので、ドコモショップで機種変更するより絶対にお得です。
②dカードケータイ補償で最大10万円のサポート
dカード GOLDには様々な特典がついてきますが、その中で絶大なメリットがあるのがdカード ケータイ補償です。
dカード GOLD ケータイ補償
購入から3年以内の端末が盗難・紛失・修理不能(水濡れ・全損など)となった際に、新規端末を購入する代金を最大10万円までサポート
具体的にはドコモショップに来店して、トラブルのあった端末と同一機種・同一カラーの端末をdカード GOLDで一括払いで購入すると、購入した新しい端末の代金+事務手数料(2,160円)の合計金額(最大10万円まで)が後日返金されます。
補償は端末の購入から3年間なので、機種変更をするタイミングにこそdカード GOLDを契約することで3年間フルに補償を利用できてお得です。
10万円まで補償されるのは本当に大きいです。わが家はdカード GOLDケータイ補償で無料で機種変更できました。
dカード GOLDケータイ補償と一般の補償の比較
「一般のケータイ補償に加入する」という人にも、dカード GOLDケータイ補償はおすすめです。なぜなら、一般のケータイ補償では自己負担額が大きいトラブルをdカード GOLDで自己負担額を0円にすることもできるからです。
ドコモで機種変更する際は、ケータイ補償サービスに加入するかしないかを選択することになります。ケータイ補償サービスでは、月額料金500円(税抜)を支払うことでトラブルが起きた際に次の3つのサービスを受けることができます。
○交換電話機サービス(1年間で2回まで)
○修理代金のサポート
○ケータイデータ復旧代金の割引
幅広いトラブルに対応できる一方で、月額料金やトラブルが発生した際のサービス利用料金(下の表に記載)が高めです。
補償の詳しい内容は別の記事にまとめています。
ケータイ補償サービスとdカード GOLDケータイ補償の補償内容を比較しました。
ケータイ補償サービス | dカード GOLD ケータイ補償 | ||
月額料金 | 500円 →年間6,000円 | ― | |
年会費 | ― | 10,000円 | |
申込期限 | 購入から14日以内 | なし | |
サービス利用期間 | なし (月額料金を支払い続ける限りずっと) | 端末の購入から3年間 | |
サービス利用回数 | 交換電話機サービス:1年間に2回まで 修理代金のサポート:修理可能期間中何度でも | 1年間に1回まで | |
修理不能な故障 (水濡れ・全損など) | 交換電話機サービス | ○ 自己負担額7,500円 | ○ 10万円まで補償 |
修理可能な故障 | 交換電話機サービス | ○ 自己負担額7,500円 | × |
修理代金のサポート (※) | ○ 上限3,000円 | ||
紛失・盗難 | 交換電話機サービス | ○ 自己負担額7,500円 | ○ 10万円まで補償 |
ケータイデータ復旧 | ○ 自己負担額 1,000円 | × 自己負担額 8,000円 |
※保証対象外の故障の場合。保証対象内の故障は無料(修理受付終了まで)。
<追記> 2018年10月1日以降、ケータイ補償サービスにおける「修理代金のサポート」の上限額が3,000円に値下げされ、サポート適用期間が「当該機種の修理受付終了まで」に延長されました。
(出典:docomo報道発表 「故障修理に関わるサービスを拡充 <2018年10月1日>」)
ここで紹介したのは、2014年冬モデル以降の機種に機種変更する場合です。2014年夏モデル以前の機種に機種変更する場合は、ケータイ補償サービスの月額料金やサービス内容が異なります。
(参考:docomo ケータイ補償サービス)
iPhoneはケータイ補償の内容が異なるので別の記事にまとめました。
上記の表を見るとわかるとおり、修理不能な故障(水濡れ・全損など)や紛失・盗難の際は、dカード GOLDケータイ補償を利用するのがお得ということになります。
<ケータイ補償サービスしか加入していないと・・・>
交換電話機サービスを利用すると月額料金とは別に7,500円のサービス利用料金が発生。修理代金サポートでも上限は3,000円なのでそれ以上の修理代金が発生する場合には自己負担が生じる。
<dカード GOLDを契約していれば・・・>
「修理不能な故障(水濡れ・全損など)」や「紛失・盗難」に最大10万円の補償。端末の代金+事務手数料(2,160円)の合計金額が10万円以下ならば自己負担0円!
ケータイ補償サービスは年に2回までしか利用できないので、年に3回のトラブルが発生してしまった場合に備えてdカード GOLDケータイ補償で手厚くカバー。
一般の補償と違いdカード GOLDは、端末購入から時間がたっていても補償をつけることが可能なので、「端末購入時にケータイ補償をつけ忘れた」という人にも。
dカード GOLDケータイ補償の細かい注意点は別の記事にまとめてあります。
「でも、dカード GOLDは年会費が10,000円もかかるならばいらない」と思ってはもったいないです。
詳しくは後述しますが、dカード GOLDで毎月のドコモのケータイ・ドコモ光利用料金を支払うと、10%分のdポイントがたまるので、利用状況によっては年会費分以上のdポイントをためることもできます。年会費分以上のポイントがたまる人は実質無料でdカードケータイ補償を付帯できるということになります。
わが家は年会費を大幅に超えるdポイントを獲得しています。
家族会員も補償の対象
dカード GOLDの家族カードを作っておけば、家族会員も本人カードと同様に10万円の補償を受けられます。
しかも、dカード GOLDの家族カードは1枚目は年会費無料です。
その他の特典も充実しているので、dカード GOLDを作るならば家族カードも作ったほうが絶対にお得です。
dカード GOLDケータイ補償で対応できないパターン
dカード GOLDを契約すれば一般のケータイ補償は契約しないでいいという考えの方もいるかと思いますが、dカード GOLDケータイ補償で対応できないトラブルについても考えておくべきです。
主なトラブルやパターンは次の4点を想定しています。
①修理可能な故障
②購入から3年経過した端末のすべてのトラブル
③過去1年以内に補償を利用している場合のすべてのトラブル
④ドコモショップへの来店ができないパターン
私は上記のリスクを考え、dカード GOLDケータイ補償とは別に一般のケータイ補償サービスにも加入しています。
一般のケータイ補償サービスは、購入から14日以内にしか加入できません。
迷うようならば購入時はとりあえず付加して、後日継続するかどうか考えるのもありだと思います。
③年会費相当以上のポイントをためる
dカード GOLDの最大のメリットの1つは、ポイントがザクザクたまることです。
dカード GOLDで毎月のドコモのケータイ・ドコモ光料金を支払うと、利用金額1,000円(税抜)につき100ポイントがたまります。獲得するポイントはdポイントです。還元率が約10%ということです。(1,000円未満が切り捨てられるので「約」ですね)
例えば、毎月10,000円(税抜)のケータイ利用料金を支払っているとすると、1,000円分もポイント還元されるんです。年間にすると、12,000円分のポイント還元です。鋭い人は気づいたかもしれませんが、この例だと獲得するポイント数がdカード GOLDの年会費10,000円(税抜)相当を上回ってますよね。
でも、「dポイントは使わないかも」なんて心配はいりません!dポイントは1ポイント1円からケータイ利用料金の支払いにも使えます。先ほどの月10,000円のパターンで1年間で12,000ポイントためれば、ケータイ料金を1か月分以上はdポイントで支払えます!
具体的には、現在ケータイ・ドコモ光利用料金に対してdポイントが100ポイント超付与されている(ざっくり毎月のドコモ料金が10,000円超)人は、dカード GOLDを活用すればほぼ年会費相当のポイントがたまる計算です。
④その他の特典も豊富
dカードGOLDは、特典が充実したゴールドカードです。
海外旅行保険
dカード GOLDの海外旅行保険は、本人・家族会員は傷害死亡5,000万円、障害・疾病治療費用300万円などと充実しています。しかも、自動付帯(カードを持っているだけで、旅行代金を決済しなくても補償が適用になる)です。さらに、家族会員以外の家族も補償の対象になります。
国内・ハワイの空港ラウンジサービス
dカード GOLDを持っていれば、国内主要空港やハワイの空港ラウンジを無料で利用できます。
国内約30の空港ラウンジとハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のIASS HAWAII LOUNGEが対象と、使える空港数も多いです。主要空港をカバーしているので国内出張、旅行、帰省などで飛行機を使うならば重宝することは間違いなしです。
家族カード(1枚目無料)を作っておけば家族会員も無料です。
対象ラウンジや利用方法は別の記事にまとめました。
ここではすべて書き切れないほどdカード GOLDは特典が豊富です。その他の特典については別の記事にまとめました。
まとめ
ドコモで機種変更をするならdカード GOLDがおすすめな理由は4点です。
①ドコモオンラインショップでポイント2倍
⇒端末代金は高いのでメリット大!
②dカードケータイ補償で最大10万円のサポート
⇒一般のケータイ補償よりトラブル発生時の自己負担額を小さくできる!
③利用状況によっては、年会費相当以上のポイントがたまる
⇒たまったポイントは1ポイント1円からケータイ利用料金の支払いにも使える!
④その他の特典も豊富
(海外旅行保険、国内・ハワイの空港ラウンジサービスなど)
ドコモユーザーであれば、dカード GOLDは本当にお得なクレジットカードです。
審査がスムーズに進めば申し込みから最短5日でカードが届くので、これから機種変更する人もまずはdカード GOLDに申し込んでみることをおすすめします。