ドコモでiPhoneを購入するならば、dカード GOLDを契約することをおすすめします。
ドコモが発行するクレジットカードであるdカード GOLDは、契約者がどんどん増えて2019年1月に会員数が500万を突破しました。
(参考:dカード「dカード GOLD」の会員数が500万を突破 <2019年2月1日>)
2015年にDCMX GOLDがdカード GOLDにリニューアルされてから、ものすごい勢いで会員数が伸びています。実際にdカード GOLDを使い倒している私もdカード GOLDはドコモユーザーにとってメリットが大きいことを実感しています。
ドコモユーザーなのにdカード GOLDを知らずに損している人は多いはずです。
今回は、ドコモでiPhoneを購入するならばdカード GOLDを契約したほうがお得な理由について解説します。もちろん、すでにドコモのiPhoneを持っている人に対するメリットもあります。
dカード GOLDとは
dカード GOLDは、ドコモが発行するクレジットカードです。
dカード GOLDでドコモのケータイ・ドコモ光利用料金を支払うことで10%分ものポイントがたまるうえに、たまったポイントは1ポイント1円からケータイ利用料金の支払いに使えるため、実質ケータイ利用料金の節約になります。
iPhoneを購入するならdカード GOLDがおすすめな理由
iPhoneを購入するならdカード GOLDがおすすめな理由を4点にまとめました。
特に②「dカードケータイ補償で最大10万円のサポート」がおすすめです(わが家もスマホを壊した際に約10万円のスマホに無料で機種変更できました)。
①ドコモオンラインショップでポイント2倍
ドコモオンラインショップでiPhoneの端末代金をdカードもしくはdカード GOLDを使って決済すると、dポイントが通常の2倍の2%贈呈されます。通常は100円(税込)につき1ポイントなので、その2倍の100円(税込)につき2ポイント獲得できる計算です。
出典:dCARD ドコモオンラインショップでdカード、DCMXならいつでもポイント2倍!
iPhoneは端末代金が比較的高いので、ポイント2倍は大きいです。
例えば、iPhone7(128GB)の端末代金は93,960円(※)で、通常は100円(税込)につき1ポイントなので939ポイントしかつかないところが、dカード GOLDで決裁すると2倍の1,879ポイントも付与されます。(※2017年時点)
1,879ポイントではなく1,878ポイント(939ポイント×2)ではないのかなと思ったのですが、コールセンターの方も詳しい計算方法がわからないらしく「たぶん繰り上げか何かになっている」とのことでした。
ただし、ドコモオンラインショップではクレジットカードでの支払いの場合、一括払いしか選択できないことに注意が必要です。
ちなみに端末代金をdカード決済ではなく、ドコモの毎月の料金と一緒に支払う(分割払い)場合は、端末代金の分割支払金に対してdポイントは付与されません。
つまり、端末の購入代金に対してdポイントを付与するには、dカード/dカード GOLDでの支払いしかないということです。端末代金は金額が大きいので、dポイントをもらえたほうがもちろんお得ですよね。
しかも、たまったdポイントは1ポイント1円からケータイ利用料金の支払いにも利用できます。ためるだけためて利用しにくいポイント制度もある中で、dポイントは使い道も豊富でケータイ利用料金の節約に繋げることもできるのが嬉しい点です。
ドコモオンラインショップでのdカード GOLD決済は、一括払いをできる人には絶対におすすめの方法です。
ドコモオンラインショップは、ドコモショップだと数千円かかる事務手数料や頭金が無料です。2,750円以上の購入で送料も無料なので、ドコモショップで機種変更するより絶対にお得です。
②dカードケータイ補償で最大10万円のサポート
dカード GOLDには様々な特典がついてきますが、その中で絶大なメリットがあるのがdカード ケータイ補償です。
dカード GOLD ケータイ補償
購入から3年以内の端末が盗難・紛失・修理不能(水濡れ・全損など)となった際に、新規端末を購入する代金を最大10万円までサポート
具体的にはAppleStoreに来店して、トラブルのあった端末と同一機種・同一カラーの端末をdカード GOLDで一括払いで購入すると、購入した新しい端末の代金+事務手数料の合計金額(最大10万円まで)が後日返金されます。
手続き方法などの細かい点は公式ホームページを確認してみてください。
(参考:dカードケータイ補償)
補償は端末の購入から3年間なので、端末を新規に購入するタイミングにこそdカード GOLDを契約することで3年間フルに補償を利用できてお得です。
10万円まで補償されるのは本当に大きいです。わが家はAndroidですがdカード GOLDケータイ補償で無料で機種変更できました。
dカード GOLDケータイ補償と一般の補償の比較
「すでに一般のケータイ補償に加入している」という人にも、dカード GOLDケータイ補償はおすすめです。なぜなら、一般のケータイ補償ではカバーできない内容や自己負担額が大きいトラブルをdカード GOLDでカバーできるからです。
ドコモでiPhoneを購入する際は、「AppleCare+ for iPhone」と「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」の2種類の補償からどちらかと選ぶことになります(どちらも加入しないことも可)。
「AppleCare+ for iPhone」と「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」は、月額料金や補償内容が異なります。「AppleCare+ for iPhone」や「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」とdカード GOLDケータイ補償の補償内容を比較しました。
AppleCare+ (Appleが提供するサービス) | ケータイ補償サービス (ドコモが提供するサービス) | dカード GOLD ケータイ補償 | |||||
対象機種 | iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus | iPhone SE、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 5s、iPhone 5c | iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus | iPhone SE、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 5s | iPhone 5c | iPhoneすべて | |
月額料金(※1) | 617円 →年間7,404円 | 534円 →年間6,408円 | 750円 →年間9,000円 | 600円 →年間7,200円 | 500円 →年間6,000円 | ― | |
年会費 | ― | ― | ― | ― | ― | 10,000円 | |
申込期限 | 購入と同時 | 購入から14日以内 | なし | ||||
サービス利用期間 | 2年間 | なし (月額料金を支払い続ける限りずっと) | 端末の購入から3年間 | ||||
サービス利用回数 | 2年間に2回まで | 1年間に2回まで | 1年間に1回まで | ||||
修理不能な故障 (水濡れ・全損など) | × | ○ 自己負担額 11,000円 | ○ 自己負担額 7,500円 | ○ 10万円まで補償 | |||
修理可能な故障 | 画面割れ | ○ 自己負担額 3,400円 | ○ 自己負担額 11,000円 | ○ 自己負担額 7,500円 | × | ||
その他 | ○ 自己負担額 11,800円 | ||||||
紛失・盗難 | × | ○ 自己負担額 11,000円 | ○ 自己負担額 7,500円 | ○ 10万円まで補償 | |||
バッテリー | ○ 無償(※2) | × | × |
※1:「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」の月額料金は、2015年5月19日までに加入していると392円/月(24か月)。
※2:バッテリーが保持する容量が本来の容量の80パーセント未満になった場合
特徴をすごくざっくり言うと、「AppleCare+ for iPhone」は月額料金を支払うことで、画面割れやその他の損傷を割引価格で修理してくれる(2年間で2回まで)というものです。画面割れが3,400円と安いのがメリットです。ただし、全損や紛失・盗難には対応していません。また、サービスは2年で終了します。
「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」は、月額料金を支払っていればずっと、トラブルが起きた際に交換電話機を届けてもらうサービスを受けられる(1年間で2回まで)というものです。幅広いトラブルに対応できる一方で、月額料金やトラブルが発生した際のサービス利用料金が高めです。
上記の表を見るとわかるとおり、修理不能な故障(水濡れ・全損など)や紛失・盗難の際は、dカード GOLDケータイ補償を利用するのがお得ということになります。
dカード GOLDケータイ補償の細かい注意点は別の記事にまとめてあります。
すでに加入している補償サービスごとに、併せてdカード GOLDを契約するとどのようなメリットがあるかまとめました。
◆AppleCare+加入者のメリット
<AppleCare+しか加入していないと・・・>
「修理不能な故障(水濡れ・全損など)」や「紛失・盗難」は補償の対象外なので、新端末を購入するしかなく自己負担額が大きい。
<dカード GOLDにも契約していれば・・・>
「修理不能な故障(水濡れ・全損など)」や「紛失・盗難」に最大10万円の補償。端末の代金+事務手数料の合計金額が10万円以下ならば自己負担0円!
◆ケータイ補償サービス加入者のメリット
<ケータイ補償サービスしか加入していないと・・・>
「修理不能な故障(水濡れ・全損など)」や「紛失・盗難」で交換電話機サービスを利用すると月額料金とは別に11,000円(iPHone7など)もしくは7,500円(iPhone6など)のサービス利用料金が発生。
<dカード GOLDにも契約していれば・・・>
「修理不能な故障(水濡れ・全損など)」や「紛失・盗難」に最大10万円の補償。端末の代金+事務手数料の合計金額が10万円以下ならば自己負担0円!
ケータイ補償サービスは年に2回までしか利用できないので、年に3回のトラブルが発生してしまった場合に備えてdカード GOLDケータイ補償で手厚くカバー。
◆補償未加入者のメリット
<何も補償に加入していないと・・・>
「修理不能な故障(水濡れ・全損など)」や「紛失・盗難」では新端末を購入するしかなく自己負担額が大きい。
<dカード GOLDにも契約していれば・・・>
「修理不能な故障(水濡れ・全損など)」や「紛失・盗難」に最大10万円の補償。端末の代金+事務手数料の合計金額が10万円以下ならば自己負担0円!
他の補償と違いdカード GOLDは、端末購入から時間がたっていても補償をつけることが可能なので、「購入時に補償をつけ忘れた」という人にも。
「でも、dカード GOLDは年会費が11,000円もかかるならばいらない」と思ってはもったいないです。
詳しくは後述しますが、dカード GOLDなら毎月のドコモのケータイ・ドコモ光利用料金の10%分がたまるので、利用状況によっては年会費分以上のdポイントをためることもできます。年会費分以上のポイントがたまる人は実質無料でdカードケータイ補償を付帯できるということになります。
わが家は年会費を大幅に超えるdポイントを獲得しています。
家族会員も補償の対象
dカード GOLDの家族カードを作っておけば、家族会員も本人カードと同様に10万円の補償を受けられます。
しかも、dカード GOLDの家族カードは1枚目は年会費無料です。
その他の特典も充実しているので、dカード GOLDを作るならば家族カードも作ったほうが絶対にお得です。
dカード GOLDケータイ補償で対応できないパターン
すでにiPhoneを持っている場合に、「dカード GOLDを契約したらその他の補償は解約してしまおう」という考えの方もいるかと思いますが、dカード GOLDケータイ補償で対応できないトラブルについても考えておくべきです。
主なトラブルやパターンは次の4点を想定しています。
①修理可能な故障
②購入から3年経過した端末のすべてのトラブル
③過去1年以内に補償を利用している場合のすべてのトラブル
④ドコモショップへの来店ができないパターン
私でしたら上記のリスクを考え既存の補償が「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」である場合は残したままにするかと思います。
ケータイ補償サービスは一度解約すると、同じ機種で再度契約し直すことが原則としてできません。解約を希望する場合もよく検討したうえで判断する必要があります。
また、dカード GOLDケータイ補償で気になることは、AppleStoreに同一機種・同一カラーがなかった時には指定された機種を購入しなければいけない点です。わが家がdカード GOLDケータイ補償を利用した際は、Androidで同一機種・同一カラーがなかったためその年発売の機種にしてもらえてラッキーだったのですが、iPhoneだとまったく同じ機種・カラーがいいというこだわりを持った人もいるかもしれません。しかも、上位機種を提案された場合、補償上限の10万円を超えてしまい一部自己負担が発生してしまう可能性もあるのでは。
ただし、この点をドコモのコールセンターに確認したところ、「AppleStoreで同一機種・同一カラーの在庫がないということは考えにくいので、心配しなくてはいいのでは」ということではありました。ですので、念頭に置いておくくらいでよいかもしれません。
dカード GOLDケータイ補償の細かい注意点は別の記事にまとめてあります。
③年会費相当以上のポイントをためる
dカード GOLDの最大のメリットのひとつは、ポイントがザクザクたまることです。
dカード GOLDで毎月のドコモケータイ・ドコモ光料金を支払うと、利用金額1,000円(税抜)につき100ポイントがたまります。獲得するポイントはdポイントです。還元率が約10%ということです。(1,000円未満が切り捨てられるので「約」ですね)
例えば、毎月10,000円(税抜)のケータイ利用料金を支払っているとすると、1,000円分もポイント還元されるんです。年間にすると、12,000円分のポイント還元です。鋭い人は気づいたかもしれませんが、この例だと獲得するポイント数がdカード GOLDの年会費11,000円(税込)相当を上回ってますよね。
でも、「dポイントは使わないかも」なんて心配はいりません!dポイントは1ポイント1円からケータイ利用料金の支払いにも使えます。先ほどの月10,000円のパターンで1年間で12,000ポイントためれば、ケータイ料金を1か月分以上はdポイントで支払えます!
具体的には、現在ケータイ・ドコモ光利用料金に対してdポイントが90ポイント超付与されている(ざっくり毎月のドコモ料金が9,000円超)人は、dカード GOLDを作ってもほぼ年会費相当のポイントがたまる計算です。
「dカード GOLDを作ったら、自分は何ポイントもらえるのか知りたい!お得になるの?」という方には、こちらの記事がおすすめ。
④その他の特典も豊富
dカードGOLDは、特典が充実したゴールドカードです。
海外旅行保険
dカード GOLDの海外旅行保険は、本人・家族会員は傷害死亡5,000万円、障害・疾病治療費用300万円などと充実しています。しかも、自動付帯(カードを持っているだけで、旅行代金を決済しなくても補償が適用になる)です。さらに、家族会員以外の家族も補償の対象になります。
国内・ハワイの空港ラウンジサービス
dカード GOLDを持っていれば、国内主要空港やハワイの空港ラウンジを無料で利用できます。
全国約30か所の空港のラウンジとハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のIASS HAWAII LOUNGEが対象と、使える空港数も多いです。主要空港をカバーしているので国内出張、旅行、帰省などで飛行機を使うならば重宝することは間違いなしです。
家族カード(1枚目無料)を作っておけば家族会員も無料です。
対象ラウンジや利用方法は別の記事にまとめました。
まとめ
ドコモでiPhoneを購入するならdカード GOLDがおすすめな理由は4点です。
①ドコモオンラインショップでポイント2倍
⇒端末代金の高いiPhoneではメリット大!
②dカードケータイ補償で最大10万円のサポート
⇒一般のケータイ補償で補償対象外のトラブルをお得にカバー!
③利用状況によっては、年会費相当以上のポイントがたまる
⇒たまったポイントは1ポイント1円からケータイ利用料金の支払いにも使える!
④その他の特典も豊富
iPhone利用者に限らずドコモユーザーであれば、dカード GOLDは本当にお得なクレジットカードです。
審査がスムーズに進めば申し込みから最短5日でカードが届くので、これからiPhoneを購入する人もまずはdカード GOLDに申し込んでみることをおすすめします。入会&利用特典を利用すれば1年間は確実にプラスです。
公式サイトのdカード GOLDの内容は、とてもよくまとまっていてわかりやすいです。
「dカード GOLDを作ったら、自分は何ポイントもらえるのか知りたい!お得になるの?」という方には、こちらの記事がおすすめ。