楽天カードより上位ランクの楽天ゴールドカード。
私は楽天カードを持っているのですが、楽天市場での買い物がかなり多いため「楽天ゴールドカードに切り替えたほうがお得なのか」について検討することにしました。
今回は、楽天ゴールドカードのメリット、楽天市場でいくら以上利用すれば楽天カードよりお得なのかなどについてまとめます。
基本情報
楽天ゴールドカードの基本情報をまとめます。
出典:楽天ゴールドカード
年会費
楽天ゴールドカードの年会費は2,160円(税込)です。
年会費1万円程度のゴールドカードが多い中で比較的安い水準です。
ポイント還元率
楽天ゴールドカードは通常のショッピングで100円につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まります。還元率にすると1%です。ゴールドカードとしては一般的な水準と言えます。なお、楽天カード(年会費無料)の通常ショッピングの還元率も1%なので、楽天ゴールドカードと同じです。
会計ごとではなく月の利用金額合計(税込)に対してポイントが貯まるのも、会計ごとの端数を無駄にすることがなく嬉しい点です。
楽天スーパーポイントは、1ポイント1円から楽天市場や楽天トラベルなどのサービス、街のお店で使えるので使い勝手もいいです。
家族カード
楽天ゴールドカードの家族カードの年会費は540円(税込)/枚です。
家族カードは、「生計を同一にする配偶者、親、子供(18歳以上)」の家族であれば、本人カード1枚につき5枚まで作ることができます。
家族カードも通常のショッピングでは1%還元なのはもちろん、楽天市場や楽天トラベルでも本人会員同様の還元が受けられます。
他に家族カードを作っておくメリットとしては、家族会員も海外旅行傷害保険(後述)が適用になることが挙げられます。家族カードも本人カード同様に保険を適用するには利用条件を満たす必要がありますが、最寄り駅から空港までの交通費を楽天ゴールドカードで支払えば簡単にクリアです。
すでに楽天カードを持っている場合
すでに楽天カードを持っていて楽天ゴールドカードにすべきか迷っている人もいるかもしれませんが、大前提として楽天カードと楽天ゴールドカードを同一名義で持つことはできません。
つまり、すでに楽天カードを持っている人が楽天ゴールドカードを持ちたい場合は次の2通りの方法のいずれかを取ることになります。
①楽天カードを解約して楽天ゴールドカードを作る
②楽天カードから楽天ゴールドカードに切り替える
①の方法は、楽天ゴールドカードの審査に落ちてしまった場合、楽天カードが何もなくなってしまうのでおすすめできません。
楽天カードから楽天ゴールドカードに切り替える場合も審査はありますが、万が一審査に落ちてもすでに持っている楽天カードを使い続けることができるので安心です。
楽天カードとの比較
楽天カードと楽天ゴールドカードで受けられる特典の違いを一覧にしました。
楽天カード | 楽天ゴールドカード | ||
年会費 | 本人カード | 無料 | 2,160円 |
家族カード | 無料 5枚まで発行可能 | 540円 5枚まで発行可能 | |
ETCカード | 540円 | 無料 | |
ポイント還元 | 通常のショッピング | 100円(月の合計、税込)につき1ポイント | |
楽天市場 | 最大3倍 | 最大5倍 | |
(特典進呈には上限や条件あり) | |||
楽天トラベル | 2倍 | ||
ポイント加盟店 | 最大3倍 | ||
国内空港ラウンジ | × | ○ 年間2回まで (※) | |
プライオリティ・パス | × | ||
海外旅行傷害保険 | ○ 利用付帯 | ||
国内旅行傷害保険 | × |
年会費は税込。
※ 以前は回数制限なしで利用できましたが、2018年9月1日より、年間(9月1日から8月31日)に2回まで無料に改定となりました。
参考:楽天ゴールドカード サービス変更に関してのお知らせ
赤字で示したのが、楽天カードにはない楽天ゴールドカードだけの特典です。
このように比較してみると、楽天カードと楽天ゴールドカードには共通のメリットが多いことに気づきます。
メリット
楽天ゴールドカードのメリットを「楽天カードにはない楽天ゴールドカードならではのメリット」と、「楽天カードと共通のメリット」に分けてまとめます。
楽天ゴールドカードならではのメリット
楽天カードにはない楽天ゴールドカードならではのメリットは4点です。
①楽天市場でポイント最大5倍
楽天ゴールドカードを使って楽天市場でショッピングをすると、楽天スーパーポイントが最大で5倍になります。
楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)というサービスで、楽天カードで決済すると上乗せポイントがつくためにポイントが5倍になる仕組みです。
「楽天市場利用ポイント1%(※)」+「楽天カード利用通常ポイント1%」+「楽天カード利用特典ポイント1%」+「楽天ゴールドカード利用特典ポイント2%」という内訳です。
(※)楽天市場は楽天カードを持っていなくても1%のポイントがつきます。
例えば、楽天市場で楽天ゴールドカードを利用して1万円の買い物をした場合、次のようにポイントがつきます。
楽天市場利用ポイント1% | 100ポイント |
楽天カード利用通常ポイント1% | 100ポイント |
楽天カード利用特典ポイント1% | 100ポイント |
楽天ゴールドカード利用特典ポイント2% | 200ポイント |
合計 | 500ポイント |
楽天カード(年会費無料)の場合は、「楽天ゴールドカード利用特典ポイント2%」がつかず、ポイントは最大3倍です。つまり、楽天ゴールドカードは楽天カードより2%分ポイントが多くつく計算です。
楽天カードを何も持っていない人と楽天ゴールドカードを持っている人では、楽天市場で買い物した場合にもらえるポイントにどのくらいの差が出てくるのかまとめました。
利用額 | 楽天カードなし | 楽天ゴールドカード | 獲得できるポイントの差 |
10,000円 | 100 ポイント | 500 ポイント | 400ポイント=400円相当 |
50,000円 | 500 ポイント | 2,500 ポイント | 2,000ポイント=2,000円相当 |
100,000円 | 1,000 ポイント | 5,000 ポイント | 4,000ポイント=4,000円相当 |
200,000円 | 2,000 ポイント | 10,000 ポイント | 8,000ポイント=8,000円相当 |
300,000円 | 3,000 ポイント | 15,000 ポイント | 12,000ポイント=12,000円相当 |
楽天市場でショッピングをするならば楽天カードを作らないと確実にもったいないです!
万が一、楽天市場でよく買い物をしているけれど、楽天カードを持っていないという人がいればすぐに作ったほうがよいです。
楽天カードと楽天ゴールドカードはどちらがお得かは後述します。
②国内主要空港ラウンジが無料
国内空港ラウンジサービスでは、28の国内主要空港とハワイ/ダニエル・K・イノウエ国際空港、韓国/仁川空港ラウンジが年間2回まで無料で利用できます。本人会員だけでなく、家族会員も無料です。
<追記> 2018年9月1日より、楽天ゴールドカードの国内空港ラウンジサービスは、年間(9月1日~8月31日)2回まで無料に改定となりました(3回目以降は一般料金)。
参考:楽天ゴールドカード サービス変更に関してのお知らせ
空港名 | ラウンジ名 | ||
国内 | 新千歳空港 | スーパーラウンジ | |
函館空港 | 国内線ビジネスラウンジ | ||
青森空港 | エアポートラウンジ | ||
秋田空港 | ラウンジロイヤルスカイ | ||
仙台国際空港 | ビジネスラウンジ | ||
新潟空港 | エアリウムラウンジ | ||
富山空港 | らいちょう | ||
小松空港 | スカイラウンジ白山 | ||
中部国際空港セントレア | プレミアムラウンジセントレア | ||
第2プレミアムラウンジ セントレア | |||
成田空港 | 第1旅客ターミナル | IASS EXECUTIVE LOUNGE 1 | |
ビジネス&トラベルサポートセンター (TEIラウンジ) | |||
第2旅客ターミナル | IASS EXECUTIVE LOUNGE 2 | ||
TEIラウンジ | |||
羽田空港 | 第1旅客ターミナル | エアポートラウンジ(中央) | |
エアポートラウンジ(北) | |||
POWER LOUNGE SOUTH | |||
第2旅客ターミナル | エアポートラウンジ(南) | ||
エアポートラウンジ(北) | |||
POWER LOUNGE NORTH | |||
関西国際空港 | 比叡(ひえい) | ||
六甲 | |||
アネックス六甲 | |||
金剛 | |||
KIXエアポートラウンジ | |||
伊丹空港 | ラウンジオーサカ | ||
神戸空港 | ラウンジ神戸 | ||
岡山空港 | ラウンジ マスカット | ||
広島空港 | ビジネスラウンジ「もみじ」 | ||
米子鬼太郎空港 | ラウンジDAISEN | ||
山口宇部空港 | ラウンジきらら | ||
高松空港 | ラウンジ讃岐(さぬき) | ||
松山空港 | ビジネスラウンジ | ||
徳島阿波おどり空港 | ヴォルティス | ||
福岡空港 | くつろぎのラウンジTIME | ||
ラウンジTIMEインターナショナル | |||
北九州空港 | ラウンジひまわり | ||
大分空港 | ラウンジくにさき | ||
長崎空港 | ビジネスラウンジ「アザレア」 | ||
阿蘇くまもと空港 | ラウンジ「ASO」 | ||
鹿児島空港 | スカイラウンジ菜の花 | ||
那覇空港 | ラウンジ華(hana) | ||
海外 | ハワイ/ダニエル・K・イノウエ国際空港 | 国際線ターミナル | IASS HAWAII LOUNGE |
韓国/仁川空港 | IASS INCHEON LOUNGE EAST・WEST |
国内空港ラウンジサービスは、楽天カード(年会費無料)会員は利用できず、楽天ゴールドカード会員と楽天プレミアムカード会員のみ利用できる特典です。
28もの国内空港で利用できるのは大変使いやすいです(私が持っている他のゴールドカードでは14空港でしか利用できませんでしたので、28空港というのは多いほうです。)
サービスの利用には、楽天ゴールドカードと当日航空券(もしくは半券)の提示が必要です。家族会員が利用する場合は、家族カードと家族の当日航空券(もしくは半券)を提示します。
実際に楽天ゴールドカードの年会費2,160円を払うほどにお得なのでしょうか。
例えば、羽田空港のエアポートラウンジの利用料金は1,080円(税込、大人1名)なので、年に2回ラウンジを利用すれば楽天ゴールドカードの年会費(2,160円)の元が取れる計算になります。
空港ラウンジサービスを目当てに楽天ゴールドカードに作る場合は、国内空港ラウンジを年2回以上使うかどうかを目安に必要性を考えるのがよいでしょう。
なお、家族会員以外の家族が同伴するには、各空港で定められた同伴者料金を支払う必要があります。例えば、羽田空港のエアポートラウンジの同伴者の利用料金は1,080円(税込、大人1名)です。楽天ゴールドカードの家族カードの年会費は540円(税込)なので、同伴者料金を支払うくらいならば事前に家族カードを作ったほうがお得です。家族カードの発行にかかる時間も考慮して、必要であれば本人カード発行時に家族カードを作っておくのがおすすめです。
楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの空港ラウンジサービスの違いは別の記事にまとめました。
③ETCカードの年会費が無料
楽天ゴールドカードはETCカードを年会費無料で発行できます。
出典:楽天ETCカード
楽天カード(年会費無料)の場合は、ETCカードに年会費540円(税込)が発生します。
なお、ETCカードは本人会員にのみ発行できて、家族会員用にETCカードを作ることはできません。
④入会キャンペーンがお得
楽天ゴールドカードは、入会キャンペーンがお得です。
新規入会特典として2,000ポイント、利用特典として3,000ポイントの最大5,000ポイントがもらえます。つまり、新規入会&利用特典だけで、年会費2年分以上に相当します。しかも、利用特典は1円以上の利用でOKとポイントの条件達成が容易です。
入会&利用特典は時期によって変更されるので、現在のキャンペーン情報は公式ホームページを確認して下さい。
楽天カードと共通のメリット
ここからは楽天カードと楽天ゴールドカードでサービス内容が共通する点を挙げていきます。
①楽天トラベルでポイント2倍
楽天カード(ゴールド、プレミアム含む)を使って楽天トラベルを利用すると、楽天スーパーポイントが2倍になります。
例えば、楽天トラベルで3万円の旅行代金を楽天ゴールドカードで決済した場合、次のようにポイントがつきます。
楽天トラベル利用ポイント1% | 300ポイント |
楽天カード利用通常ポイント1% | 300ポイント |
合計 | 600ポイント |
旅行代金ということで楽天トラベルでの利用金額は大きくなる傾向にあるので、+1%のポイントは大きいです。
楽天カードを持っていない人と持っている人では、楽天トラベルを利用した場合にもらえるポイントにどのくらいの差が出てくるのかまとめました。
利用額 | 楽天カードなし | 楽天カードあり | もらえるポイントの差 |
30,000円 | 300 ポイント | 600 ポイント | 300ポイント=300円相当 |
50,000円 | 500 ポイント | 1,000 ポイント | 500ポイント=500円相当 |
100,000円 | 1,000 ポイント | 2,000 ポイント | 1,000ポイント=1,000円相当 |
300,000円 | 3,000 ポイント | 6,000 ポイント | 3,000ポイント=3,000円相当 |
500,000円 | 5,000 ポイント | 10,000 ポイント | 5,000ポイント=5,000円相当 |
つまり、楽天トラベルを利用するならば楽天カードや楽天カードを作らないと確実にもったいないです!
よく出張に行く機会があり立て替えをしている人は、楽天トラベル+楽天カードでかなりお得になります。家族旅行に1回行くだけでももちろんメリットはあります。
②街でお得なお店
街でも楽天カード(ゴールド、プレミアム含む)を使うとお得にポイントが貯まるお店があります。
店舗一例
ポイント数 | |
ローソン (※) | 2% |
ENEOS | |
庄や | |
個室居酒屋 くいもの屋わん | |
はなの舞 | |
カラオケの鉄人 | |
世界の山ちゃん | |
てもみん |
※ローソンはエントリーが必要。
通常、街のお店で楽天カードで決済すると、1%分(100円につき1ポイント)のポイントがつきますが、これらのお店では2%分(100円につき2ポイント)のポイントが貯まります。
ローソンやENEOSなどを普段よく使う人には嬉しい還元率2%です。
その他に楽天ポイントカードと併せて使うことでポイントがお得に貯まるお店もあります。
例えば、大丸や松坂屋、コナカ、スーツセレクト、くら寿司などで楽天カードで決済して楽天ポイントカードを提示すると、楽天カードの支払いで1%+楽天ポイントカードの提示で1%の合計2%のポイントが貯まります。
個人的には楽天ポイントカードを持ち歩くより、楽天ポイントクラブアプリ(無料)をダウンロードするのが断然おすすめです!
右上のバーコードマークをクリックすると、このようにバーコードが表示されます。
レジでこの画面を表示すればよいだけなので、楽天ポイントカードを持ち歩く必要がなくお財布をすっきりさせられます。
③海外旅行傷害保険
楽天ゴールドカードには海外旅行傷害保険が付帯されています。コールセンターに確認したところ、楽天カードと楽天ゴールドカードの海外旅行傷害保険の補償内容や利用条件はまったく同じということでした。
楽天カード、ゴールドカードの海外旅行傷害保険の補償内容と保険金額は次のとおりです。
年会費 | 本人カード | 永年無料 |
家族カード | 永年無料 | |
補償対象 | 本人会員・家族会員 | |
付帯条件 | 利用付帯 | |
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 | |
傷害治療費用 | 200万円 | |
疾病治療費用 | 200万円 | |
賠償責任 (免責なし) | 2,000万円 | |
携行品損害 (免責金額3,000円) | 20万円 | |
救援者費用 | 200万円 |
※携行品損害、救援者費用は年間限度額。
注意点は、「利用付帯」であることです。
利用付帯とは利用条件(旅行代金などをカードで支払う)を満たすことで保険が有効になる仕組みです。具体的に旅行代金のどの部分をカードで支払えばよいかは、クレジットカードによって若干異なることがあるのでホームページや約款で確認します。
楽天カードは、次のいずれかの代金を楽天カードで決済して初めて保険が適用になります。
①日本を出国する以前に自宅から出発空港までの交通費(航空機、電車、船舶、バス、タクシーなど)を楽天カードで支払っていること
②日本を出国する以前に海外旅行代金(パック旅行代金など)を楽天カードで支払っていること
①、②どちらかを満たしていれば、利用付帯の条件はクリアです。領収書など証明になる書類の提出は不要です。
例えば①では、最寄り駅から空港に行くまでの電車や成田エクスプレスなどの料金を楽天カードで支払うだけで保険が適用になります。
自動付帯(カードを契約しているだけで自動的に保険がついてくる)で保険がついてくるほうがより楽ですが、利用付帯であってもその利用条件を満たすのは難しくありません。
④ポイントが1ポイント1円から使える
楽天カード(ゴールド、プレミアム含む)の利用で貯まる楽天スーパーポイントは、1ポイント1円から使えるので貯まったポイントを無駄にする心配がありません。
楽天カードよりポイント還元率がよくても貯まったポイントを使いづらいクレジットカードもあります。例えば、3,000ポイント貯まらないと使えない、100ポイント単位でしか使えないというポイント制度はやや使いにくいといえるでしょう。結果としてポイントを貯めたものの利用できずに有効期限を迎えてしまったということも起こりえます。これだと還元率が高くても意味がないですよね。
しかも、楽天スーパーポイントは、楽天市場や楽天トラベルなどの楽天サービスで利用できるのはもちろんですが、街の提携店でも利用できます。利用できる機会が多いので、無駄なく使い切れるよいポイントサービスです。
デメリット
私が楽天ゴールドカードのデメリットと感じた点をまとめます。
①ゴールドならではの特典がもう少しほしい
欲を言えば、楽天カードと差別化できる楽天ゴールドカードならではの特典がもう少し多いと嬉しいです。
しばらく飛行機に乗る予定もETCカードを作る予定もない私としては、楽天ゴールドカードならではのメリットは楽天市場でのショッピングでポイントが多くもらえるということだけです。何かもう1つくらい楽天カードにはないメリットがあるといいなと思ってしまいます。
ただし、ゴールドカードの年会費が2,160円と比較的安いことを考えると十分な特典であるかもしれません。
その点、より上位の楽天プレミアムカードは、独自の特典が豊富で納得の内容です。
②期間限定ポイントの期限が短め
楽天市場でのショッピングで獲得できるポイントのうち楽天カード利用特典ポイント2%分や楽天ゴールドカード利用特典ポイント1%分は、期間限定ポイントです。
付与された翌月末までが利用期間です。気をつけないとうっかり失効してしまいます。
「使い道を考えていなかったけど期限切れになりそう」という時は楽天市場で送料込みの生活必需品を買うのがおすすめです。
楽天市場の検索バーで「1000円 送料無料 ポッキリ」などと検索することができます。
「100円 送料無料 ポッキリ」、「500円 送料無料 ポッキリ」など少額の商品もあります。
わが家は、使い切れなくて余りそうな期間限定ポイントは、うどんやそば、レトルトなどを買うことが多いです。別の方法としてミスドで楽天スーパーポイントを利用してドーナツを買っておやつにすることもあります。
期間限定ポイントは楽天サービスでも街のお店でも使えて、ポイントを使用すると自動的に期間限定ポイントから消費される仕組みです。注意していれば、普段のお買物で使い切ってしまえるかもしれません。
③コールセンターが有料で営業時間が短い
楽天カードのコールセンター(コンタクトセンター、オペレーター対応)は、有料のナビダイヤル(0570)です。
私はカケホーダイプランに入っているので、ナビダイヤルでない電話番号にかけていて電話代が発生していませんが、そうでないとしたら気軽には電話をしづらいです。
また、営業時間も9:30~17:30と短いです。お勤めの方は平日は営業時間内に電話をするのが難しいかもしれません。
カード会員であればメールでの問い合わせもできますが、やはり電話だと楽ですし不明点をすぐに確認できますよね。
ただし、その分ホームページは充実していて、各サービスの利用ガイドが掲載されています。
楽天カードよりお得なのか
楽天カードと楽天ゴールドカードのどちらを作ればよいか迷っていたり、すでに楽天カードを持っているが楽天ゴールドカードに切り替えたほうがよいか検討している人もいるかと思います。
楽天ゴールドカードは楽天カードよりお得なのかについてまとめます。
楽天市場で年間108,000円以上使う場合は楽天ゴールドカード
楽天ゴールドカードのメリットである楽天市場でのポイント最大5倍を考えると、楽天市場での買い物が多いほどに楽天ゴールドカードを保有するメリットがあると言えます。
楽天カードを持っている場合と楽天を持っている場合で、獲得できるポイント数にどのくらいの差が出てくるのかまとめました。
年間 利用額 | 楽天カード (ポイント最大3倍) | 楽天ゴールドカード (ポイント最大5倍) | 獲得できる ポイントの差 |
10,000円 | 300 ポイント | 500 ポイント | 200ポイント=200円相当 |
50,000円 | 1,500 ポイント | 2,500 ポイント | 1,000ポイント=1,000円相当 |
100,000円 | 3,000 ポイント | 5,000 ポイント | 2,000ポイント=2,000円相当 |
108,000円 | 3,240 ポイント | 5,400 ポイント | 2,160ポイント=2,160円相当 |
200,000円 | 6,000 ポイント | 10,000 ポイント | 4,000ポイント=4,000円相当 |
300,000円 | 9,000 ポイント | 15,000 ポイント | 6,000ポイント=6,000円相当 |
500,000円 | 15,000 ポイント | 25,000 ポイント | 10,000ポイント=10,000円相当 |
楽天市場で年間108,000円の買い物をした場合に楽天カードと楽天ゴールドカードで獲得できるポイントの差額が2,160ポイントになり、ちょうど楽天ゴールドカードの年会費(2,160円)相当になります。
つまり、楽天市場で年間108,000円以上のショッピングをする場合は、楽天ゴールドカードを作った方がお得になります。
年間108,000円と聞くと大きい気もしますが、月平均にすると9,000円です。定期的に米や飲料などの生活必需品を注文したり大きい買い物が発生したりする場合は、この金額を超える家庭もあるではないでしょうか。
もちろん、大きい金額を使えば使うほど楽天カードと楽天ゴールドカードで獲得できるポイントの差額は広がっていき、楽天ゴールドカードを持つメリットがより大きくなると言えます。ただし、年間50万円程度使うということならば、楽天プレミアムカード(年会費10,800円)のほうが獲得できるポイント数が多くなる可能性があります。
楽天プレミアムカードの詳細は、楽天プレミアムカード公式ホームページから。
楽天カードを作ってその後に楽天ゴールドカードに切り替え申請をすることもできます。
楽天ゴールドカードはこんな人におすすめ
楽天ゴールドカードのメリットは楽天市場でのポイントアップだけではありません。他のメリットも含めると、次のような人は楽天カードよりも楽天ゴールドカードがお得といえます。
○楽天市場で年間108,000円以上ショッピングをする
⇒楽天ゴールドカードの年会費以上にお得になる!
○飛行機に乗る機会があり、国内空港ラウンジを無料で利用したい
⇒楽天ゴールドカードは、国内主要空港ラウンジが年間(9月1日~8月31日)2回まで無料で利用できる!
○ETCカードを発行したい
⇒楽天ゴールドカードは、ETCカードの年会費が無料!
まとめ
楽天カードにはなく、楽天ゴールドカードならではの特典は次の3つです。
①楽天市場でポイント最大5倍(楽天カードは最大3倍)
(※特典進呈には上限や条件があります)
②国内主要空港ラウンジが年間(9月1日~8月31日)2回まで無料
③ETCカードの年会費が無料
楽天市場でのショッピングが年間108,000円(月平均9,000円)以上の場合は、年会費以上にお得になるので楽天カードより楽天ゴールドカードを作るのがよいでしょう。
楽天ゴールドカードは、入会キャンペーンがお得です。