dカード GOLDは、ドコモが発行するクレジットカードです。
「ドコモユーザーならばdカード GOLDがお得」と言われます。それでもまだ申し込みしていない人は「年会費1万円」は高いと感じているはずです。
dカード GOLDについて、このように思っていませんか?
- 本当に年会費以上にお得なの?
- ドコモ料金10%還元だけで年会費を回収できるの?
- 申し込みや10%還元の手続きは簡単?
たしかにdカード GOLDの公式ホームページでは、どんな人が年会費以上にお得になるかは書いてありません。
知識がないままdカード GOLDを作ると、思ったよりお得にならずに「騙された」といった誤解が生じます。(「騙された」という口コミの多くが特典内容を誤解しているなど誤情報も多いので要注意です)
一方で、年会費が高いと思ってdカード GOLDを作っていないせいで、年間数万円も損している人もいるんです。
この記事では、dカード GOLDの申し込み前に必ず知っておきたいこんな情報を詳しく解説しています。
- dカード GOLDを作ったらドコモ料金だけで何ポイントたまるか
- dカード GOLDの落とし穴やデメリット
- dカード GOLDを年会費の2倍、3倍もお得にする活用法
- dカード GOLDを使って3年以上である私の使用体験談
この記事を読めば、あなたはdカード GOLDを確実に使いこなせるはずです。
dカード GOLDで獲得できるポイントがわかる簡単な方法
この記事ではdカード GOLDの基本情報の説明は後回しにして、おそらく一番知りたいと思われる「結局自分の場合は申し込むべきなの?」という疑問について回答していきます。
まず「dカード GOLDのドコモ料金10%還元だけで何ポイント獲得できるか」がわかる一番簡単な確認方法をお伝えします。それは、「現在ドコモ料金で獲得しているdポイント数を10倍する」ことです!
(例)
130P × 10(倍) × 12(か月) – 11,000円(dカード GOLD年会費) = 4,600P (=4,600円相当)
上記の計算式でお得(プラス)になったら、今すぐdカード GOLDを申し込み!
→審査が完了した月からポイントが10倍に!
「現在ドコモ料金で獲得しているdポイント数」は、dポイントクラブのサイトでポイント獲得履歴から簡単に確認できます。
ドコモの回線を利用していれば、通常dカード GOLDを契約していなくてもケータイ利用料金の1%分のポイント(税抜1,000円につき10ポイント)が毎月たまっています。
dカード GOLDでケータイ料金やドコモ光の料金を支払うと、10%分(税抜1,000円につき100ポイント)がたまるので、現在獲得しているポイントの10倍のポイントがもらえるということです。「10%」とはよく言われるのですが、「10倍」というのは見落としがちです。
つまり、現在付与されているdポイントを確認して10倍すれば、dカード GOLDで獲得できるポイント数がわかります。そして、年会費分の11,000円(税込)を差し引けば、どのくらいお得になるかがわかります。
ポイント付与対象外などのややこしい計算なし!
dポイントには付与対象外の項目(消費税や端末の分割支払い分など)があったりや月々サポートなどの割引を利用しているとポイント獲得数が少なくなったりの決まり事があります。この点を見落としていると「思ったよりポイントがつかなかった」ということがあるのですが、10倍するという方法では思い違いの心配もありません。なぜなら、dカード GOLDがあってもなくてもポイント対象外の項目は元々ポイントが付与されていないからです。単純に10倍すればOKです。
多くの人が知りたがる「ドコモ料金がいくら以上でdカード GOLDがお得になるの?」という質問には、「請求額(料金がいくらか)で考えないで!」と声を大にしてお伝えします。
「dカード GOLDに騙された」「思ったよりポイントがたまらなかった」という人の多くは、例えば「“9,000円以上でお得”」と言われたとか請求額で計算しています。もちろん、場合によっては請求額で算出したポイントとぴったりになることもあるのですが、月々サポートなどの割引を利用していると大幅な誤差が出ます。
これからdカード GOLDを申し込む人は、請求額で考えずに必ず「現在獲得しているポイントを10倍」してみて下さい。次の章で具体的な確認方法を紹介します。
dポイントクラブからの確認方法
現在付与されているdポイント数は、dポイントクラブのサイトもしくはdポイントクラブのアプリから確認できます。ポイント数の確認は、1~2分でできます。
ドコモ回線に対するポイントは毎月10日に付与されます。dポイント獲得履歴には「ドコモ回線ご利用料金」と表示されます。
現在獲得してる80ポイント(=80円分)がdカード GOLDなら、10倍の800ポイント(=800円分)もらえるようになるということです。
ポイント履歴を見る際の注目してほしい点
dポイント履歴を確認する際の主な留意点を3点挙げておきます。
①毎月の請求額に変動がある場合は数か月分チェック
月によって請求額が大きく異なる場合は、数か月分チェックしましょう。
獲得しているポイント数が毎月だいたい同じならば、月平均を出しましょう。
ポイント数が今月だけ大きく変わっているとすれば、料金プランの変更などで付与数が変わった可能性があります。例えば、月々サポートが終了するとポイント獲得数は増えます。
②家族回線・ドコモ光もチェック
家族もドコモ回線の場合やドコモ光を契約している場合は、それらに付与されているポイントを見落とさないようにしましょう。
①本人のケータイ利用料金に付与されるポイント
本人のdアカウントのID・パスワードでログイン
⇒毎月10日頃に「ドコモ回線ご利用料金」として付与されているポイント数(前月のケータイ利用料金に付与されるポイント数)を確認
②家族のケータイ利用料金に付与されるポイント
家族のdアカウントのID・パスワードでログイン
⇒毎月10日頃に「ドコモ回線ご利用料金」として付与されているポイント数(前月のケータイ利用料金に付与されるポイント数)を確認
③ドコモ光利用料金に付与されるポイント
契約者のdアカウントのID・パスワードでログイン
⇒毎月10日頃に「ドコモ光 回線ご利用料金」として付与されているポイント数(2か月前のドコモ光利用料金に付与されるポイント数)を確認
(通常「ドコモ回線ご利用料金」の下に表示)
一括請求をしていても、dポイントは「本人回線」、「家族回線」、「ドコモ光」で別々に算出されます。
家族回線のポイントはチェックするのを忘れやすいので要注意です。家族カード(1枚目年会費無料)を作って紐付け登録を行えば、家族のケータイ料金も10%分のポイントがたまります。
家族もドコモの場合は、絶対に1枚は家族カードを作るべきです。家族カードが絶対的にお得な理由は後の章で解説します。
③月々サポートなどの割引を受けている場合
dポイント履歴を確認して「付与されているポイント数が想定よりとても少ない」と感じた人もいるのではないでしょうか。その場合は、月々サポートなどの割引の影響を受けている可能性が高いです。
例えば月々サポートを利用している場合は、「基本使用料および国内通話料、パケット定額料、国内パケット通信料、付加機能使用料の合計額」から月々サポートを引いた金額にしかポイントがつきません。つまり、月々サポートなどの割引を受けていると、獲得できるポイント数が大幅に減ります。
「付与されているポイント数がとても少ない」と感じた場合は、My docomo(アプリかサイト)で明細に「月々サポート」などの文字があるかチェックです。
(参考:ドコモ ご利用料金の確認)
スマホからはMy docomoのアプリをインストールすると便利です。
dカード GOLDがお得な理由
「現在ドコモ料金で獲得しているdポイント数を10倍」したところ、ドコモ料金だけでは年会費相当がためられないと気づいた人もいるはずです。ただし、dカード GOLDはドコモ料金の10%ポイント還元以外にも年会費の元を取れる方法がたくさんあります。むしろ、ドコモ料金10%還元以外でdカード GOLDをどれだけ活用するかは、年会費の2倍・3倍もお得にするためには重要な点です。
ここからは改めてdカード GOLDがお得な主な理由を整理します。
①ケータイ・ドコモ光利用料金の10%分のポイントがたまる
②dカード ケータイ補償(最大10万円キャッシュバック)などの豪華な特典
①ケータイ・ドコモ光利用料金の10%分のポイントがたまる
dカード GOLDでドコモのケータイ・ドコモ光などの利用料金を支払うと、10%分(税抜1,000円につき100ポイント)のdポイントがたまります。ドコモのヘビーユーザーは、年会費相当を上回るポイントがたまります!
さらに、たまったポイントは1ポイント=1円からケータイ利用料金の支払いにも使えます。つまり、dカード GOLDを活用することで固定費を節約できます!
②dカード ケータイ補償などの充実した特典
dカード GOLDは、dカード ケータイ補償、年間利用額特典、海外旅行保険、国内・ハワイの主要空港ラウンジの利用が無料などの豪華な特典がついてきます。海外旅行をする人や飛行機をよく使う人は、ドコモのユーザーでなくともお得に活用できるということです。ドコモユーザーならば特典をフルに享受できることはいうまでもないでしょう。
わが家は、dカードケータイ補償を使って約10万円のスマホに無料で機種変更できました。
その他にもお得な特典がたくさんあるので、記事の後半で紹介します。
dカード GOLDは年会費を上回るメリットあり!
dカード GOLDで一番注目度が高いのは、やはり「ケータイ・ドコモ光利用料金の10%分のポイントがたまる」の驚きの高い還元率です。
毎月のドコモの請求額が大きいと、あっという間にdカード GOLDの年会費(税込11,000円)相当を上回るポイントが獲得できてしまいます。
追記:2018年5月からのdポイントクラブの改定(ずっとドコモ割プラスの新設)は、dカード GOLD契約者にとってメリットが絶大です。
dカード GOLDをメインカードとして利用することでケータイ利用料金の割引が受けられることになりました。ほぼすべてのドコモユーザーが年会費以上にお得になります。
2018年5月からのずっとドコモ割プラスでdカード GOLDがお得すぎる理由!
dポイントはケータイ利用料金の支払いに使える!
「10%ポイントの使い道はあるのか」と不安に思っていませんか?その心配はまったく無用です。dポイントは街やネットの様々なお店で使えるだけでなく、ケータイ利用料金の支払いに充当することもできるんです。
つまり、dポイントを使ってケータイ利用料金を節約できます。しかも1ポイント1円から利用することができるので、ポイントを無駄にしてしまう心配がありません!
たまったポイントをケータイ利用料金に充てるとすれば、すなわちケータイ利用料金がおよそ10%OFFになる計算です。
「ポイントなんていらない」「ポイントがたまっても不要なものを買ってしまうだけ」と考えている人でも、ポイントを使ってケータイ利用料金の請求額が安くなるとすればどうですか?もちろん、ケータイ利用料金は少しでも安くなったほうがありがたいですよね。
dカード GOLDを申し込むべき理由
ドコモユーザーならばdカード GOLDは必携といってよいでしょう。なぜなら、ドコモユーザーに嬉しいメリットがたくさんあるからです。
○dカード ケータイ補償(最大10万円キャッシュバック)がついてくる
○ショッピングや公共料金引き落としは還元率1%
⇒ ためたポイントでケータイ利用料金を割引
○入会&利用特典を獲得すれば、初年度は年会費よりプラスになることも
dカード ケータイ補償で最大10万円キャッシュバック
dカード GOLDの最大の特典のひとつがdカード ケータイ補償です。
dカード GOLDに加入すると追加料金なしでdカード ケータイ補償がついてきます。dカード ケータイ補償では、購入から3年以内の端末が盗難・紛失・修理不能(水濡れ・全損など)となった際に、新規端末を購入する代金を最大10万円までサポートしてくれます。補償は年に1回まで利用できます。
実際にわが家もdカード ケータイ補償を使って約10万円の最新スマホに無料で機種変更できました。
購入から3年以内の機種という決まりはありますが、新しいケータイを購入すれば自動的に新しいケータイが3年間のdカード補償の対象になります。もちろんiPhoneも補償の対象です。
ケータイを3年以内に買い替えるならば、dカード GOLDを持っているだけで常に手厚い補償を受けられることになります。
しかも、家族カードを作っておけば、家族会員もdカード ケータイ補償の対象になります。補償内容は、本人会員とまったく同じ最大10万円キャッシュバックです。
メインカードにしてたまったポイントでケータイ料金を節約
dカード GOLDは、普段のショッピングや公共料金の引き落としでも1%分(100円につき1ポイント)のポイントがたまります。
そして、たまったdポイントをケータイ利用料金の割引に1ポイント=1円から使えます。
「他にもっと還元率がよいクレカがあるのでは?」と感じるかもしれませんが、dカード GOLDをメインカードにするのが一番無駄がありません。別のクレジットカードをメインで利用すると、ショッピングでたまるポイントとケータイ利用料金でたまるdポイントを別々に管理しなければいけません。「クレジットカードを複数持ちたくない」、「ポイントは1つにまとめてスッキリ管理したい」、「たまったポイントを何に使えばいいのかわからない」という人は、dカード GOLDを普段のショッピングでも利用してザクザクdポイントをためましょう。そして、たまったポイントはケータイ利用料金の支払いに使えば、ポイントが無駄になることはありません。
dカード GOLDをメインで利用することで、ケータイ利用料金の大幅な節約に繋がります。
dカード GOLDのその他の特典
dカード GOLDの特典はそれだけではありません。
海外旅行保険(自動付帯)
付帯されている海外旅行保険は充実した補償内容です。
dカード GOLDの海外旅行保険の優れている点は、「自動付帯」と「家族特約」です。
dカード GOLDで旅行代金の引き落としをしなくても自動的に保険が適用になります(自動付帯)。つまり、dカード GOLDを持っているだけでOK。
しかも、家族特約がついてくるので、本人会員の家族も自動的に補償の対象になります。家族カードを作れない18歳未満のお子さんも補償されるので、子供連れの海外旅行に最適です。
国内旅行保険
国内旅行保険は利用付帯(旅行代金などのdカードGOLDでの支払いが必要)です。航空機が遅延や欠航になった場合の宿泊料や食事代が最大2万円まで補償されます。旅行代金をdカード GOLDで支払っておくと万が一の時に安心です。
国内・ハワイの主要空港ラウンジの利用が無料
dカード GOLDを持っていれば、国内・ハワイの主要空港ラウンジを無料で利用できます。
国内で無料で利用できるのは約30の空港とその数も多く、主要空港をカバーしているので国内出張、旅行、帰省などで飛行機を使うならば重宝することは間違いなしです。
2019年4月にはハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のIASS HAWAII LOUNGEが対象ラウンジに追加されました。
家族カード(1枚目年会費無料)を作っておけば家族会員も無料で空港ラウンジを利用できます。
対象ラウンジや利用方法は別の記事にまとめました。
dカード GOLDのデメリット
ここまでdカード GOLDのよい点ばかり述べてきましたが、やはり「デメリットもあるのではないか?」と気になっているのではないでしょうか。
dカード GOLDにはこれといった大きなデメリットはありませんが、注意しなければいけない点はいくつかあります。私が実際に約3年間利用して感じたデメリット(留意点)は以下の4点です。
【デメリット】
①年会費は絶対に発生する
②ケータイ利用料金のポイント付与が1,000円単位
③ケータイ利用料金の支払いでポイントがたまらない
④電子マネーチャージでポイントがたまらない
特に勘違いが起きやすいのは、「年会費以上のポイントが獲得できる」ことはあっても、年会費が無料になることはないという点です。また、年会費はたまったポイントで支払うことはできません。
ただし、年会費以上のポイントがたまれば、ポイントをケータイ料金の支払いに充当したり普段の買い物で利用したりできます。すなわち、お財布から出て行くお金は確実に減るわけですから、年会費が発生したとしてもお得になります。
デメリットの詳細とデメリットを最小限に抑える技もあります。
dカード GOLDとdカードとの比較
dカードにはゴールドカード以外にdカード(レギュラー、年会費無料)があります。
「年会費無料のほうがよいのでは?」と思った人もいるかもしれません。結論として、ドコモユーザーならばdカード GOLDがよりおすすめです。
dカードとdカード GOLDの主な違いの一覧です。
dカード | dカード GOLD | |
年会費 | 永年無料 | 10,000円(税抜) |
家族カード | 2枚まで発行可 1枚目、2枚目 ともに無料 | 3枚まで発行可 1枚目は年会費無料 2枚目以降は1,000円(税抜) |
ケータイ・ドコモ光 利用料金に対する ポイント | 1% (税抜1,000円につき10ポイント) | 10% (税抜1,000円につき100ポイント) |
dカードケータイ 補償 | 端末購入から1年間 最大1万円 | 端末購入から3年間 最大10万円 |
海外旅行保険 | × | ○ |
国内旅行保険 | × | ○ |
空港ラウンジ無料 | × | ○ |
まず、dカード(レギュラー)ではケータイ・ドコモ光利用料金の10%ポイント還元が受けられません。また、dカード ケータイ補償は、dカード GOLDが端末購入から3年間最大10万円キャッシュバックなのに対し、dカードは端末購入から1年間最大1万円と大きな違いがあります。これだけでもdカードよりdカード GOLDがお得といえます。
dカードはドコモでないけれどローソンをよく使う人におすすめの1枚です。ドコモユーザーならば迷わずdカード GOLDでしょう。
dカード GOLDの評価・口コミ・感想
dカード GOLDが本当にお得かどうかを語るうえで外せないのは、人気の裏付けとなる会員数の急速な増加です。
dカード GOLDは2015年に前身のDCMX GOLDがリニューアルして誕生しました。それからおよそ3年後の2019年1月に会員数が500万を突破しました。
(参考:dカード「dカード GOLD」の会員数が500万を突破 <2019年2月1日>)
実際に使っていて気づいたのですが、dカード GOLDはドコモユーザーでなくても年会費の元を取れるどころか年会費相当を超えて大幅にお得にすることができます。
「ドコモユーザーならばお得」という文言がよく使われますが、日常生活で賢く利用することで「ドコモユーザーでなくてもお得」にできるのです。ドコモユーザーならばなおさらです。
やはりドコモの目指している「dポイント経済圏の拡大」が、dカード GOLD利用者にかなりプラスに働いている実感です。例えば、決済利用で獲得できるdポイントが利用できるお店は次々と追加されています。「dポイントがたまる・つかえる」のステッカーが掲載されているお店は、自身の生活圏内でも確実に増えています。
また、dカード GOLDに付帯されている電子マネーiDのお得なキャンペーンも、日常のショッピングでdカード GOLDを使うことのメリットを十二分に感じさせてくれる魅力的な特典の1つでしょう。スマホ決済のd払いの支払い方法をdカード GOLDに設定することでポイント還元率をアップできます。
dカード GOLDを使って日常のショッピングをすることで、ポイントを高還元率でためてストレスなく使うということが可能になっています。一部の特典やサービスはドコモユーザーに限られますが、ドコモユーザー以外でもそのメリットは享受できます。
数年前まではメジャーと言えなかったdポイントがかなり認知度・利便性ともに向上しています。「dポイント=ドコモ以外の人も誰でもお得」と意識されてきたはずです。
それに伴って「dカード・dカード GOLD=ドコモユーザーのためのクレカ」という誤解も徐々に解けてきているのではないでしょうか(ドコモ契約者でなくても申し込めます)。
これまでの会員数の劇的な増加は、「dカード GOLDにしないともったいない」と気づいたドコモユーザーの申し込みかと思いますが、今後はドコモユーザー以外の利用もさらに増えてくるのではと予想しています。
dカード GOLD申し込みの流れ
dカード GOLDの申し込みはWEB申し込みがおすすめです。ドコモショップでも申し込みは受け付けていますが、わざわざ来店するのも面倒なうえに待ち時間も長いことがほとんどです。
WEB申し込みならば待ち時間ゼロで24時間受け付けています。申し込みは10分程度で完了するので、手軽に作ることができます。WEB申し込みでももちろん入会特典・キャンペーンの対象になります。
審査は最短5分、カード到着は最短5日とスピーディーです。
申し込み時に携帯電話番号を登録することで、ドコモ料金10%還元はカード到着後に設定もせずとも自動的に適用になります。ただし、家族カード分は自身で設定が必要なので、同封のスタートアップガイドを見て手続きしましょう。手続きは簡単です。
早めの申し込みがお得な理由
ケータイ・ドコモ光利用料金の10%ポイント付与は入会が完了した月から始まります。入会完了が翌月にならないように作ると決めたら早く申し込むほうがお得です。1か月分遅れると数百~千円分以上も損してしまいます。実際に私の家族が申し込んだ際は申し込み後すぐに審査が完了して、即日10%分のポイントの対象となりました。
申し込み手続きは少し面倒な気持ちになるかもしれませんが、実際はとても簡単です。先延ばしにするとその間の10%分ポイントを捨てているも同然なのでもったいないです。
結論として、dカード GOLDはすべてのドコモユーザーにおすすめです。年会費以上のポイントがたまるにもかかわらず、dカード GOLDを作らなくて損してる人は多いです。
初年度は入会&利用特典を獲得すれば絶対に損しません。まずは、dカード GOLDを作ってお得さを実感してみてください。
ドコモ光ならばdカード GOLDは必須
dカード GOLDはドコモ光との相性も抜群です。毎月のドコモ利用料金の10%ポイント還元はドコモ光の利用料金も対象です。
ドコモ光を契約しているならばすぐにでもdカード GOLDを申し込みがおすすめです。
具体的にどのくらいのポイントを獲得できるか確認していきましょう。
ドコモ光のインターネット料金(月額)は、マンションタイプで税抜4,000円(プロバイダによっては税抜4,200円)、戸建タイプで税抜5,200円(プロバイダによっては税抜5,400円)です。つまり、その10%分(税抜1,000円につき100ポイント)のポイント付与ということは、マンションタイプは400ポイント(=400円分)、戸建タイプは500ポイント(=500円分)のdポイントが毎月獲得できる計算です。
dカード GOLDを持っていないと獲得できるポイント数は1%となり、マンションタイプは40ポイント(=40円分)、戸建タイプは50ポイント(=50円分)しか獲得できないので、その10倍ポイントがもらえるのはかなり大きな違いだと思いませんか?
dカード GOLDなし | dカード GOLDあり | ||
ポイント還元率 | 1% (税抜1,000円につき10P) | 10% (税抜1,000円につき100P) | |
獲得 ポイント数 | マンション | 40P/月(=40円相当) ⇒年間480円相当 | 400P/月(=400円相当) ⇒年間4,800円相当 |
戸建 | 50P/月(=50円相当) ⇒年間600円相当 | 500P/月(=500円相当) ⇒年間6,000円相当 |
dカード GOLDなしの場合は毎月10ポイント、dカード GOLDありの場合は毎月100ポイント少なくなる。
オプションなしの最もシンプルな契約のパターンなので、ドコモ光にオプションをつけていればもっとポイントがたまる場合もあります。
つまり、ドコモ光での獲得ポイント数が多いので、ドコモのケータイとドコモ光を両方契約している人はdカード GOLDの年会費相当以上のポイントを獲得できる場合が多いです。
【マンションタイプの場合】
ケータイ利用料金が月額6,000円で、年会費相当以上のポイントを獲得
ケータイ 7,200P/年 + ドコモ光(マンション)4,800P/年
= 年間12,000円分のポイント獲得 > 年会費 11,000円(税込)
【戸建タイプの場合】
ケータイ利用料金が月額5,000円で、年会費相当以上のポイントを獲得
ケータイ 6,000P/年 + ドコモ光(戸建)6,000P/年
= 年間12,000円分のポイント獲得 > 年会費11,000円(税込)
実際にわが家の本人会員のケータイ利用料金(約8,000円)とドコモ光(マンションタイプ)に対して付与されたポイント明細はこちら↓
さらにわが家は家族カード(1枚目年会費無料)を作っているので、家族会員分のケータイ利用料金(約3,000円)に対しての300ポイントも付与されます。
家族会員分のケータイ利用料金に対して付与されたポイントがこちら↓
dカード GOLDに契約しただけで1年間に獲得できるポイント数が1,800ポイントから18,000ポイント([本人800P+家族300P+ドコモ光400P/月]×12か月)に跳ね上がりました。
年会費相当である11,000円分を差し引いたとして、7,000円分のプラスです。
私が試算したところ、家族でドコモユーザー&ドコモ光を契約している場合はほとんどのパターンでわが家のように年会費以上にお得になることがわかりました。
まだドコモ光でない人はドコモユーザーならばドコモ回線の料金割引ができるドコモ光に切り替えがおすすめ。わが家も切り替えましたが手続きもスムーズに終わりました。
dカードお支払割で2年縛りなしが可能に
dカードを活用することで、料金を安く抑えたまま“2年縛り”をなくすことも可能になりました。ドコモの2年定期契約では2年ごとの定められた期間以外に解約すると解約金が発生します。解約金が発生しない定期契約なしプランもありますが、2年定期契約と比較して月額料金が割高です。なので月々の料金が安い2年定期契約を選択している人が多いでしょう。
ですが、もしも解約したいとなった際には、「解約金が発生しない2年ごとのタイミングを待つ」もしくは「高額な解約金を取られる」ことになります。しかも、始めの契約の2年間だけならまだしも、その後長期契約したとしてもずっと2年ごとのサイクルを繰り返し、2年に1度しか解約金なしで解約できる期間が訪れません。いわゆる“2年縛り”として不満に感じている人も少なくないはずです。
2019年10月に開始されたdカードお支払割(170円/月 割引)を適用し、「2年定期契約と同じ月額料金」かつ「解約金不要」にすることが可能になりました。
出典:ドコモ dカードお支払割
<契約タイプごとの月額料金と解約金>
定期契約なし | 2年定期契約 | |||
ドコモ利用料金の支払い設定 | dカード | dカード以外 | dカード | dカード以外 |
解約金 | なし | 1,000円 | ||
ギガライト<~5GB>の場合の月額料金 | 4,150円 | 3,980円 | 3,980円 |
つまり、「定期契約なし」かつ「ドコモ利用料金をdカード払い」にしておくだけで、月額料金を安くしつつ2年縛りなしにできるということです。これは設定しないともったいないです。
ただし、2019年10月時点ではdカードお支払割は、「ギガホ」「ギガライト」「ケータイプラン」の定期契約なしプランのみが対象です。
「ギガホ」「ギガライト」は2019年に開始された新しい料金プランです。月々サポートや端末購入サポートが終わったユーザーは、「ギガホ」「ギガライト」に切り替えることで料金が安くなる可能性があるので検討すべきプランです。「ギガホ」「ギガライト」に変更すると、月々サポートや端末購入サポートは打ち切りになる(or違約金が発生する)ので、まだサポートの適用中であればサポートが終了するのを待ってからのプラン変更がおすすめです。
「ギガホ」「ギガライト」に変更したらやはりdカードお支払割を適用するのがベストでしょう。