最大10万円のケータイ補償や海外旅行保険などの充実した特典が魅力のdカード GOLD。
年会費が10,000円(税抜)かかるということで作成を迷っている方もいるのではないでしょうか。
でも、dカード GOLDはケータイ・ドコモ光の利用料金の約10%分のdポイントがたまるので、ドコモの利用金額によっては年会費相当のポイントを獲得できます!
わが家も「年会費がかかるクレジットカードなんていらない!」と思っていたのですが、ケータイ・ドコモ光の料金の10%分のdポイントが年会費相当を大幅に上回ることに気づいて、今ではdカード GOLDを使い倒しています。
実際にどのくらい料金を支払っていれば年会費相当のポイントがたまるのでしょうか。
わが家の利用明細を交えて解説していきます。
追記:2018年5月にdポイントクラブが改定されました。
dポイントクラブの改定(ずっとドコモ割プラスの新設)は、dカード GOLD契約者にとってメリットが絶大です。
dカード GOLDをメインカードとして利用することでケータイ利用料金の割引が受けられることに。ほぼすべてのドコモユーザーがdカード GOLDで年会費以上にお得になります。
2018年5月からのずっとドコモ割プラスでdカード GOLDがお得すぎる理由!
(以下の内容は一部dポイントクラブ改定前の情報を含みます)
年会費と引き落とし時期
dカード GOLDの年会費は10,000円(税抜)です。
家族カードは3枚まで発行できて、家族カードの年会費は1枚目は無料、2枚目以降は1,000円(税抜)です。
年会費の引き落とし時期は、15日までの審査完了で翌月10日(金融機関休業日の場合は翌営業日)引き落とし、16日~翌15日の審査完了で翌々月10日(金融機関休業日の場合は翌営業日)の引き落としです。
dカード GOLDのカード利用料金として引き落とされます。
わが家の場合は、dカード GOLDの加入日が10日となっているので、翌月の11日(10日が金融機関休業日だったので翌営業日)に年会費が引き落されていますね。
(支払日の下に発行日も記載されていますが、これはdカード GOLDの発行日ではなくこの明細の発行日です。)
年会費についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事に詳しくまとめてあります。
ケータイ・ドコモ光利用料金の10%分のdポイントがたまる
追記:2018年5月からのdポイントクラブの改定(ずっとドコモ割プラスの新設)は、dカード GOLD契約者にとってメリットが絶大です。
dカード GOLDをメインカードとして利用することでケータイ利用料金の割引が受けられることに。ほぼすべてのドコモユーザーがdカード GOLDで年会費以上にお得になります。
2018年5月からのずっとドコモ割プラスでdカード GOLDがお得すぎる理由!
dカード GOLDなら、ケータイ・ドコモ光利用料金の10%分のdポイントがたまります。
さらに家族カードを作れば家族会員のケータイ利用料金に対しても10%分のdポイントがたまります。家族カードに関しては、本人カードと違いポイントをためるためには事前に登録(後述)が必要です。
注意点
dカード GOLDで携帯電話・ドコモ光の利用料金に対してdポイントをためる際の主な注意点は3点です。
①家族カードの電話番号登録と利用者情報登録を忘れない
②消費税などdポイント付与の対象外項目がある
③本人会員、家族会員、ドコモ光と別々にポイントが計算される
(合算金額からの算出ではない)
では、注意点について詳しくみていきましょう。
①家族カードの電話番号登録と利用者情報登録を忘れない
家族もドコモユーザーという方は、家族カードを同時に作成することをおすすめします。dカード GOLDの家族カードは1枚目は年会費が永年無料です(2枚目以降は年会費1,000円(税抜)/枚)。
家族カードを持っていれば、家族が利用しているドコモのケータイ料金に対しても10%分のdポイントが付与されます。前述のとおり、携帯電話の料金をdカード GOLDで支払う必要はありません。
ただし、家族カードが届いたら、次の2つの登録を忘れないようにしてください。
①電話番号登録:ポイントをためるための登録(家族カードと家族の携帯電話を紐づける)
②利用者情報登録:ポイントを使うための登録(ポイント機能利用のために必要)
②の利用者情報登録はポイントを使う時までにすれば問題ないとのことですが、①の電話番号登録はすぐに登録しないと家族会員分のポイントがつかないので要注意です。
具体的にいつまでに電話番号登録をすればいいかというと、月末までに①電話番号登録をすれば、その月の料金分のポイントがたまるとのことでした。
「では、31日にカードが届いたら即日に電話番号登録をしなければその月分のポイントがたまらないのですか?」という質問に対して、コールセンターは「そうです」との回答でしたが、結構タイトで厳しいですよね。
いずれにしてもカードが到着したら、同封の『スタートアップガイド』を見てすぐに登録してしまいましょう。
なお、本人カードは電話番号登録と利用者情報登録がされた状態で届くので、自分で登録をする必要はないそうです(dカードのコールセンターに確認済み)。
②消費税などdポイント付与の対象外項目がある
料金明細のすべての項目に対してポイントがつくわけではありません。
コンテンツ使用料、バリューコースにおける分割支払金/分割払金、消費税などdポイント付与の対象外の項目があります。
dポイントクラブの公式ホームページによると、ポイント付与の対象及び対象外は次のとおりです。
ポイント進呈の対象となるドコモのケータイおよび「ドコモ光」のご利用金額は、各種割引サービス適用後の基本使用料、通話・通信料、付加機能使用料、ユニバーサルサービス料の金額となります(ただし、利用金額のうち位置情報/ユビキタスサービスにかかる基本使用料および通信料は除きます)。
各種手数料、電報料、コンテンツ使用料/iモード情報料、コレクトコール通話料、ケータイのご購入代金、バリューコースにおける分割支払金/分割払金、d払い、ドコモ払い(一部を除く)、ドコモ口座による利用代金(送金依頼額および利用料)、消費税、「ケータイ補償 お届けサービス」「ケータイ補償サービス/ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」ご利用時のお客様ご負担金、機種変更応援プログラム、「ドコモ光」事務手数料・工事料および光訪問サポート利用料などはdポイント進呈の対象外となります。
出典:d POINT CLUB
(dカードの公式サイトにも似たような記載がありますが、上記dポイントクラブのほうが詳しく書かれています。)
ポイント贈呈の対象が、「各種割引サービス適用後の基本使用料、通話・通信料、付加機能使用料、ユニバーサルサービス料の金額」というのがミソで、これは月々サポートを受けている場合に特に注意です。
月々サポートを利用している場合は、「基本使用料および国内通話料、パケット定額料、国内パケット通信料、付加機能使用料の合計額」から月々サポートを引いた金額にしかポイントがつきません。「請求額は大きいのになぜポイント付与がこれだけ?」と思ったら、だいたい月々サポートが原因だと思います。
③本人会員、家族会員、ドコモ光と別々にポイントが計算される
本人会員・家族会員・ドコモ光は、たとえ請求が一括だとしても別々にポイントが計算されます。すべての合計金額で判断しないように注意が必要です。
詳しくは実際の明細を見ながら後ほど説明していきます。
年会費分のポイントをためるには
では、月々いくらの利用があれば年会費分のポイントをためることができるのでしょうか。
年会費11,000円(税込)を月額に換算すると約917円。つまり、月に900円分のdポイントがたまればおおよそ年会費相当のポイントを獲得できたことになります。
携帯電話とドコモ光の料金だけでだいたい900円分のポイントをためるには、月額9,000円(税抜)の支払いが必要です。注意点で説明したとおり、消費税などはdポイントの付与対象ではないので、明細を見て毎月9,000円を超えてるからOKと早合点しないようにしましょう。
年会費はポイントで支払えるか
「ドコモショップで『お客様のご利用状況ならば年会費が無料なので』とdカード GOLDをすすめられたから契約したのに年会費が引かれている!どうして!?」という理由で当ブログに来る方がいらっしゃるようです。おそらくですが、そのような場合ドコモショップの店員さんは『年会費相当のポイントがたまります』といった意味でお話ししたのかなと思います。
年会費はdポイントで支払うことはできません。dカード GOLDの年会費は初年度から毎年必ず発生します。
ですので、年会費が無料になるわけでなく、年会費相当のポイントがたまるということになります。
年会費について細かいことはこちらの記事にまとめています。
dポイントは年会費の支払いには利用できませんが、dポイントはケータイ料金の支払いには利用できるのでその点は後述します。
ポイントの算出方法
では、実際の利用明細を見ながら、どのようにポイントが付与されているかを確認してみましょう。
まず、ケータイ・ドコモ光の利用料金の確認は、My docomo(マイドコモ)の「料金の確認・お支払い」→「ご利用料金の確認」から行います。
(参考:ドコモ ご利用料金の確認)
スマホからはMy docomoのアプリをインストールすると便利です。
本人会員のアカウントからは本人会員分のケータイとドコモ光の料金が、家族会員のアカウントからは家族会員分の料金が確認できます。
我が家は家族会員のアカウントで一括請求をしているので、家族会員のアカウントからすべての明細を確認できます。
前述のとおり、本人会員、家族会員、ドコモ光は、たとえ請求が一括だとしても別々にポイントが計算されます。
まずは本人会員の利用明細を見てみます。
ポイント付与の対象金額は、合計金額の9,063円から消費税(ポイント付与対象外)671円を引いた8,392円です。8,392円に対してdポイントが1,000円につき100ポイントたまるので、800ポイントがたまる計算です。
この例には該当しませんが、ケータイの購入代金を分割払いにしている場合は分割支払金はポイント付与対象外になるので注意が必要です。また、月々サポートを利用している場合は、基本使用料および国内通話料、パケット定額料、国内パケット通信料、付加機能使用料の合計額から月々サポートを引いた金額にしかポイントがつかないので要注意です。
その他の対象外の項目は前述のとおりですが、ご自身の明細を見る時は公式サイトで対象外項目を確認して下さい。
次に家族会員の利用明細を見てみます。
ポイント付与の対象金額は、合計金額の3,761円から消費税(ポイント付与対象外)278円を引いた3,483円です。3,483円に対してdポイントが1,000円につき100ポイントたまるので、300ポイントがたまる計算です。
最後にドコモ光の利用明細です。
ポイント付与の対象金額は、合計金額の4,320円から消費税(ポイント付与対象外)320円を引いた4,000円です。4,000円に対してdポイントが1,000円につき100ポイントたまるので、400ポイントがたまる計算です。
ポイントはdポイントクラブから確認
実際にdポイントが付与されているかを確認してみましょう。
dポイントはdポイントクラブの「ポイント獲得・利用履歴」から確認できます。
ケータイ料金に対するポイントは、毎月10日前後に前月の料金分が付与されます。
ドコモ光に対するポイントは、毎月10日前後に2か月前の利用分が付与されます。
本人会員のアカウントからは本人会員分のケータイ料金で付与されたポイントとドコモ光料金のポイントが、家族会員のアカウントからは家族会員分のケータイ料金で付与されたポイントを確認することができます。
本人会員分のケータイとドコモ光料金に対して付与されたポイントがこちら↓
先ほど計算したとおり、本人会員分の携帯電話料金に対して800ポイント、ドコモ光の料金に対して400ポイント付与されていますね。
家族会員分のケータイ料金に対して付与されたポイントがこちら↓
先ほど計算したとおり、家族会員分のケータイ料金に対して300ポイント付与されていますね。
以上をまとめると、1か月のポイント付与数は次のとおりです。
本人会員 | 800ポイント |
家族会員 | 300ポイント |
ドコモ光 | 400ポイント |
合計 | 1,500ポイント |
我が家のケータイ・ドコモ光の料金はカケホーダイプラン・シェアパックプランを利用しているので、毎月だいたい同じ金額になります。ポイントもいつも同額です。
なので、1年間に獲得できるポイント数は18,000ポイント(1,500ポイント/月×12か月)です。1ポイント1円相当なので、dカード GOLDに契約しただけで18,000円分のポイントを獲得することになります。
年会費相当である11,000円分を差し引いたとして、7,000円分のプラスです。
(年会費はdポイントで支払うことはできないので、たまったdポイントと年会費を相殺することはできませんが、dポイントは1ポイント1円からショッピングやケータイ料金の支払いに使えるので、限りなく現金に近いポイントですよね。)
わが家の場合は、仮にドコモ光を契約していなかった場合でも
1,200ポイント(※)×12か月=14,400円と年会費相当以上のポイントを獲得できる計算になります(※ドコモ光割引もない金額で計算)。
何ポイントもらえるか一番簡単にわかる方法
ポイントの算出方法はわかっていただけたと思いますが、実際に利用明細を見てポイント付与対象外の項目を除いた金額を計算して・・・なんていうのはとっても面倒ですよね。
dカード GOLDを作ったら何ポイントたまるか一番簡単にわかる方法があります。
それは、dポイントクラブのサイトでポイント獲得履歴を確認すること!
ドコモの回線を利用していれば、dカード GOLDを契約していなくてもケータイ料金の1%分のポイント(1,000円につき10ポイント)が毎月たまっているはずです。
dカード GOLDだと、1,000円につき100ポイントがたまるということは、単純計算で今獲得しているポイントの10倍のポイントがつくということです。
ポイント獲得履歴の確認方法やどのくらいお得になるかのさくっとわかる計算式をまとめました。確認する際の注意点も。
たまったdポイントの使い方
たまったdポイントは、1ポイント1円から利用することができます。
dポイントはローソン、マクドナルド、高島屋など支払いに利用できるお店がたくさんありますが、何よりドコモのケータイ利用料金の支払いにも1ポイント1円から使えるのはドコモユーザーにとって嬉しい点です。
ただし、ケータイ料金の支払いにdポイントを使った場合は、ポイントを使った残りの金額に対してのみdポイントがつくのは要注意ですね。ケータイ料金の支払いではせっかく10%もdポイントがたまるので、ポイントは他の用途に使うのがお得という考え方もあります。
その他の特典
「ちょうど年会費相当くらいのdポイントしかたまらないから、dカード GOLDは必要ない」と思った方もいるかと思います。その理由でdカード GOLDの作成をやめたらもったいないです。
dカード GOLDはポイント還元以外にもお得な特典がついてきます。
ケータイ補償
紛失・盗難または修理不能(水濡れ・全損など)の際に最大10万円のキャッシュバックを受けられます。
わが家でも先日スマホを壊してしまってこのケータイ補償を利用したところ、その年に発売された10万円近い機種を無料で手に入れることができました!
家族会員も補償の対象なので手厚いですよね。
dカード(一般)にもケータイ補償はついていますが最大1万円のキャッシュバックなので、充実度はdカード GOLDのほうがはるかに上です。
海外旅行保険
海外旅行保険はdカード GOLD限定の特典です(dカード(一般)には海外旅行保険はついていません)。
dカード GOLDを持っているだけで傷害死亡時5,000万円(利用付帯で1億円)、傷害・疾病治療費用300万円などといった補償が受けられます。しかも本人会員の家族(生計が同一、配偶者・19歳未満で同居の親族・19歳未満で別居の未婚の子)まで補償対象になり、傷害死亡時1,000万円などの補償がついてきますよ。
海外旅行保険のために年会費の高い他のゴールドカードに入っている方は、dカード GOLDと補償内容を比較してみてはいかがでしょうか。
国内・ハワイの空港ラウンジサービス
dカード GOLDを持っていれば、国内やハワイの主要空港ラウンジを無料で利用できます。
国内約30の空港ラウンジとハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のIASS HAWAII LOUNGEが対象と、使える空港数も多いです。主要空港をカバーしているので国内出張、旅行、帰省などで飛行機を使うならば重宝することは間違いなしです。
ハワイ旅行にdカード GOLDを持って行けば、行きも帰りも空港ラウンジを無料で利用できてお得です。
家族会員も家族カードを提示すれば無料になります。
対象ラウンジや利用方法は別の記事にまとめました。
まとめ
dカード GOLDは年会費が10,000円(税抜)かかりますが、dカード GOLDでケータイ・ドコモ光の利用料金を支払うと、10%分のdポイントがたまります。
dカード GOLDを作ったら何ポイント獲得できるか知りたい場合は、dポイントクラブのアプリもしくは公式サイトから、最近のポイント獲得履歴を確認して10倍するのが一番わかりやすいはずです。
具体的なポイント獲得履歴の確認方法(画像つき)やどのくらいお得になるかのさくっとわかる計算式をまとめました。確認する際の注意点も。
家族のドコモ回線やドコモ光の利用料金に対するポイント確認も忘れずに。
現在、ケータイ・ドコモ光利用料金に対してdポイントが90ポイント超付与されているならば、dカード GOLDを作れば、ほぼ年会費相当のポイントを獲得できるうえに充実した特典が利用できて断然お得になります!
月90ポイントを多少下回っていても旅行によく行く人は、国内・ハワイの主要空港ラウンジの利用無料、海外旅行保険などの特典などにより、元が取れる可能性があります。
なお、年会費はdポイントで支払うことはできないので、たまったdポイントで年会費を相殺することはできません。dポイントはショッピングなどに1ポイント1円から利用できます。
家族カードも作成している場合は、ポイントをためるための家族会員の携帯番号の事前登録が必須です(本人カードのみの場合は登録不要)。
dカード GOLDは家族カードも1枚目は年会費無料。家族カードを作れば、家族会員のケータイ料金に対してもポイントをためることができるうえに家族会員も特典が受けられるので、家族もドコモユーザーの場合は申し込むのが絶対おすすめです。