様々な求職活動をしていた中で、私が最も簡単だと感じた求職活動実績の作り方厳選2選についてまとめます。
普通に求職活動をしていれば4週に2回の実績はすぐに作れてしまいますが、私が数十回の実績を作った中で特に簡単だったと感じた求職活動実績を紹介します。
なお、こちらで紹介するのは、都内の某ハローワークで私が実際に失業保険を申請していた際(2016年)の情報です。ハローワークによって、認定の基準が異なることがあります。また、認定の基準が変更になる可能性もあります。実際に実施する際は、必ず所轄のハローワークにご自身で確認してからにしてください。
また、ここでは「とりあえず興味のない求人に応募してキャンセル」といったような迷惑がかかる方法は紹介していません。あくまで、きちんと就職活動をするという前提で私が一番簡単に感じた方法の紹介です。
①ハローワークでの職業相談
認定日にハローワークに申請に行く際に、求人検索パソコンで求人を検索して相談窓口で職業相談を受けましょう。申請の前でも後でもいいです。
これは、求職活動実績と認められる活動である、ハローワークが実施する職業相談に当たります(『雇用保険受給資格者のしおり(平成28年2月)』P15記載)。
求人検索パソコンで希望の職種や就業場所などを入力して、気になるものをプリントアウトして相談窓口に行き「このお仕事の詳細を教えて下さい」とお願いします。相談窓口では、その時点でどれくらいの人が応募しているかや求人票に記載のない情報を教えてくれます。
このハローワークの相談窓口を利用する求職活動実績の作り方は、ハローワークの方も講習会で「一番簡単な求職活動だから、認定日にはぜひ相談も一緒にしてから帰ってください」とお願いしていました。「求人検索パソコンで気になる求人がひとつもなかったら、希望に一番近そうなものをプリントアウトして相談すればいいです」とも言っていました(笑)
ハローワークにせっかく行くなら、1回の実績を作ってから帰りましょう。
ハローワークの営業日であれば、認定日以外にも職業相談はできる(ハローワークカードを持参)ので、ハローワークが自宅の近くにある人はこれが一番簡単な実績の作り方でしょう。
応募しなくても実績になる
職業相談をしても、その場で応募を決めなくてOKです。私は「持ち帰って考えます」と言って、よいと思った求人もじっくり検討するためにその場では応募しませんでした。
もちろん、求人内容の詳細を聞いて希望と違っていた場合は、相談したからといって応募する必要はありません。
応募をしなくても相談しただけで求職活動1回になり、雇用保険受給資格者証に求職活動の証明印を押してくれます。
検索・印刷のみでは実績にならない
ただし、求人検索パソコンで求人を検索しただけ、求人票をプリントアウトしただけの場合は求職活動実績にならないので注意してください。相談窓口で相談して初めて求職活動実績になります。
『雇用保険受給資格者証のしおり』には、“単なるハローワーク、新聞、インターネット等での求人情報閲覧は求職活動実績になりません”と明記されています(『雇用保険受給資格者のしおり(平成28年2月)』P16記載)。
1日に複数回相談しても実績は1回
なお、1日複数回相談した場合は、何度相談しても1回の実績となるそうです。
認定日の前日までの実績がカウントされる
認定日にした職業相談は、次回の認定日に申告する求職活動実績になります。
「今回の認定日の求職活動実績が1回足りないな。そうだ、認定日の申告の30分くらい前に行ってハローワークで職業相談すればいいや」と勘違いしないようにしてください。
求職活動実績は認定日の前日までの分がカウントされるので、認定日の前日までの実績がないとダメです。
②労働者派遣事業者への電話での職業相談
労働者派遣事業者というのは、リクルートスタッフィングやアデコなどといったいわゆる派遣会社のことです。
私がよく利用した派遣会社はリクルートスタッフィングです。リクルートスタッフィングは高時給なのに驚くほど楽な仕事が見つかりやすいと感じます。有名企業の求人も多いです。リクルートスタッフィング限定の求人ならば、派遣で月に30万円超稼ぐのは余裕です。もちろん登録は無料です。
リクルートスタッフィングの登録は簡単。どんな求人があるか検索するだけでも情報収集として役立ちますよ。
派遣会社に登録すると、自宅のパソコンからでも求人を検索することができるようになります。また、求人内容の詳細について、電話で教えてもらうこともできます。
私が通っていたハローワークでは、この電話でのお仕事内容などの確認も求職活動実績にカウントしていいとのことだったので、これだけであっという間に4週に1回の求職活動実績はクリアしていました。自宅からでもできる最も簡単な実績の作り方のひとつではないでしょうか。
求職活動の証明
求職活動をした証明としては、自身でどの企業について相談をしたかをメモしておき、認定日に問い合わせて日、派遣会社名、企業名などを申告していました。
申告書には、「電話での職業相談」などと記載する必要はなく、単に「職業相談」と書けばいいとのことでした。
エントリーしなくてもいい
電話で求人内容の詳細を聞いた後にエントリーはしなかった場合でも、相談だけで1回の求職活動実績になるということでした。
エントリーとなると慎重になってしまってなかなかできないこともありますが、電話での相談なら情報収集としてすることが多いですよね。
仕事の具体的内容の相談が必要
仕事の具体的な内容を伴わない問い合わせは、求職活動実績にカウントできません。
例えば、『この求人はすでに応募が締め切られましたか』といった内容の問い合わせです。
派遣会社の職歴登録は簡単
もちろん転職支援会社(マイナビ、インテリジェンスなど)でもいいのですが、転職支援会社に比べ派遣会社は職歴などのプロフィール登録が簡単です。
転職支援会社は職歴などを細かく書く必要がありますよね。でも、派遣会社は職歴は要点のみのあっさり系で問題ないうえにタブで選択可能な項目も多く登録が比較的簡単です。
初めに登録会に参加する必要がある派遣会社もありますが、その後は検索、エントリー、応募と、職場見学(面談)までのプロセスのすべてを電話とインターネットで済ませられてお手軽です。
まとめ
さて、今回は私が実際に求職活動として認められた実績の中で、私が最も簡単だったと感じた方法2点を紹介しました。
電話での問い合わせが求職活動実績になるかハローワークに問い合わせた際の詳しい回答は別の記事にまとめています。
初めに述べたようにハローワークによって認定の基準が異なることがあるので、基準については所轄のハローワークに確認しましょう。
再就職の近道はたくさんの転職支援会社や派遣会社に登録して多くの求人に応募することかと思います。ひとつの転職支援会社・派遣会社にしか出してない案件もあるんです。私も何社も転職支援会社や派遣会社に登録してたくさん求人を見ることで、その会社でしか求人されていないとてもよい仕事を見つけることができました。
転職支援会社や派遣会社はまずは登録しておくことが大事です。インターネットでの登録の後に、キャリアアドバイザーとの面談や派遣登録会を経ないと応募ができないことも多いです。よい求人は応募があっという間に締め切られることもあります(特に派遣の優良案件は数時間で募集終了することも)。いい案件を見つけてから登録しようでは遅いですよ。
私がよく利用した派遣会社であるリクルートスタッフィングは登録が簡単、もちろん登録は無料です。