ベーシックパック・ベーシックシェアパックは実際にお得?シミュレーションしてみた。

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ドコモ ベーシックパック ベーシックシェアパックdカードGOLD
(本ページの情報は執筆当時のものです。最新の情報とは異なる場合があります)

<追記>ベーシックパック・ベーシックシェアパックなどの旧料金プランの新規受付は2019年5月31日をもって終了しましたが、すでに契約中の場合はそのまま継続して利用できます。

2018年5月25日から受付が開始したドコモの新料金プランであるベーシックパックベーシックシェアパック

実際に使用したデータ量によって料金が決定する仕組みです。

従来のデータパックのままがお得か、ベーシックパックとベーシックシェアパックに変更したほうがお得か迷っている人も多いのではないでしょうか。

わが家は従来のシェアパック5を契約しているのですが、ベーシックシェアパックに変更すべきか検討した際にシミュレーションをしてみたので、参考程度にまとめておきます。

※料金プランは契約状況によって異なるので、契約変更の際などはドコモインフォメーションセンターで料金診断をしてもらうことをおすすめします。

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ベーシックパック・ベーシックシェアパックの概要

これまでの料金プランはデータ使用量を決めてその範囲内で利用していたのに対し、ベーシックパック・ベーシックシェアパックでは実際に利用したデータ量に対して料金が決まります。

「使った分だけでいいならばお得なのでは?」と思うかもしれませんが、注意が必要です。

「1GB○○円×使ったデータ量」という料金の決め方ではなく、「5GB~20GBで7,000円」というように使用量の枠によって料金が決まってきます。つまり、6GBでも10GBでも20GBでも7,000円になります。

ベーシックパックとは

ベーシックパックはひとり用のプランです。

ドコモ ベーシックパック
出典:ドコモ ベーシックパック・ベーシックシェアパック

ベーシックシェアパックとは

ベーシックシェアパックは家族用のプランです。

ドコモ ベーシックシェアパック
出典:ドコモ ベーシックパック・ベーシックシェアパック

家族の回線にはシェアオプション500円が別途かかります。



注意点

ベーシックパック・ベーシックシェアパックの主な注意点です。

自動的に次のステップに移行する

これまでの料金プランではリミットモードにしておけば利用可能データ量を超えても支払額が増えることなく安心でした。

一方で、ベーシックパック・ベーシックシェアパックでは次のステップ(データ量に応じて変動する定額料)に自動的に移行します。例えば、ベーシックパックでは1GBぴったりまでならば2,900円ですが、1GBを少しでも超えると4,000円です。

月末ギリギリでステップを超えてしまう、知らず知らずのうちに使いすぎてしまうという点に要注意です。

データ量到達通知サービスを契約しておくとデータ量の把握がしやすいです。

ドコモ データ量到達通知サービス
参考:ドコモ データ量到達通知サービス

データ量の繰り越しができない

ベーシックパック・ベーシックシェアパックは「パケットくりこし」(余った利用可能データ量を翌月に繰り越す)の対象外です。

これまでの料金プランでは、1GB単位で翌月末まで利用可能データ量を繰り越すことができました(データSパックを除く)。

月々の使用量がまちまちで繰り越し分を実際に利用している人は、ベーシックパック・ベーシックシェアパックにしないほうがお得かと思われます。

旧プランの一部は廃止

ベーシックパック・ベーシックシェアパックのスタートと同時にシェアパック5/10/15、データSパック、データMパックの新規申し込み受付が終了しました。

元々これらのプランを契約していた場合は、ベーシックパック・ベーシックシェアパックに変更した後にやはり元のプランに戻したいということができません。



データ使用量別シミュレーション

実際に何GB利用するとベーシックパック・ベーシックシェアパックだといくらなのか、従来のパケットパックよりお得なのかシミュレーションしてみました。

1人での利用

1人での利用の場合のベーシックパックと従来のデータパックの料金を使用量ごとにシミュレーションしました。

データパック
(従来の料金プラン)
ベーシックパック
(新料金プラン)
新料金プランにすると
5GB超~20GB6,000円
(ウルトラデータLパック)
7,000円1,000円負担増
3GB超~5GB5,000円
(データMパック)
5,000円 変わらず
2GB超~3GB4,500円
(データSパック+1GB追加オプション)
4,000円500円お得
1GB超~2GB3,500円
(データSパック)
4,000円500円負担増
~1GB3,500円
(データSパック)
2,900円600円お得(※)

※dポイントクラブのプラチナステージの会員(15年以上利用など)は、ベーシックパックにすると200円お得。

このように比較してみると、使用するデータ量によってこれまでの料金プランがお得かベーシックパックがお得か異なることがわかります。

1人での利用だと毎月10GB程度利用するという人が多いかもしれませんが、その場合はベーシックパックにすると毎月1,000円の負担増になるので要注意です。

シンプルプランが選べることはメリット

ただし、注目したいのはベーシックパックでは、通話をほぼしない人向けの通話プランであるシンプルプランが選択できることです。

これまでの料金プランのデータSパック(2GB)、データMパック(5GB)ではシンプルプランをセットにすることができませんでした。つまり、データ使用量が少ない場合は電話をほぼしなくてもカケホーダイライトプラン(1,700円)を契約するしか方法がありませんでした。

そういった人はベーシックパックに変更することで、データ使用料と通話料の合計金額を下げることができます。

<データSパックを契約している人がベーシックパック+シンプルプランに変更すると>

<データMパックを契約している人がベーシックパック+シンプルプランに更すると>

シンプルプランは電話をした分だけ通話料が発生するので、上記は通話をまったくしなかった場合の試算です。

dポイントクラブのステージによってはこの金額からさらにずっとドコモ割プラスの割引がされますが、電話をほとんどしないならばベーシックパック+シンプルプランがお得であることに変わりありません。

◆ベーシックパックに変更するとお得なパターン

これらのことからベーシックパックに変更するとお得になるのは次のようなパターンです。

・月のデータ使用量が1GBを絶対に超えない

・月のデータ使用量が2GB超~3GBでほぼほぼ固定

 (3GBを超えても5GBまでならば、新プランも旧プランも同料金なので損はしない)

・データSパック(2GB)もしくはデータMパック(5GB)を契約していて、

ファミリー割引グループ内以外にはほぼ電話しない

 →新料金プランならば、通話プランをカケホーダイライトプラン(1,700円)からシンプルプラン (980円)に変更できるのでお得

◆ベーシックパックに変更すると損するパターン

ベーシックパックに変更すると損になるのは次のようなパターンです。

・月のデータ使用量が1GB超~2GBかつ通話を比較的する(無料通話分がなしのシンプルプランにはしたくない)

・月のデータ使用量が5GB超~20GB

・月のデータ使用量の変動が大きい(使用量によっては従来のプランがお得)

特にデータ使用量が5GB超~20GBの人は多いのではと思われます。ウルトラデータLパック(20GB)は廃止されていないので、うっかりベーシックパックに変更してしまった場合はウルトラデータLパック(20GB)に戻せます。

一方で、データ使用量が1GB超~2GBの人がうっかりベーシックパックに変更してしまったけれど、データSパックに戻したいということはできない(データSパックが廃止されたため)ので、特に注意が必要です。



家族での利用

家族での利用の場合のベーシックシェアパックと従来のシェアパックの料金を使用量ごとにシミュレーションしました。

シェアパック
(従来の料金プラン)
ベーシックシェアパック
(新料金プラン)
新料金プランにすると
15GB超~30GB13,500円
(シェアパック30)
15,000円1,500円負担増
12GB超~15GB12,500円
(シェアパック15)
12,000円500円お得
11GB超~12GB11,500円
(シェアパック10+1GB追加オプション×2)
12,000円500円負担増 (※1)
10GB超~11GB10,500円
(シェアパック10+1GB追加オプション)
12,000円1,500円負担増 (※2)
7GB超~10GB9,500円
(シェアパック10)
9,000円500円お得
6GB超~7GB8,500円
(シェアパック5+1GB追加オプション×2)
9,000円500円負担増 (※1)
5GB超~6GB7,500円
(シェアパック5+1GB追加オプション)
9,000円1,500円負担増(※2)
~5GB6,500円
(シェアパック5)
6,500円変わらず(※3)

※:dポイントクラブのプラチナステージ会員(15年以上利用など)の場合は、「ずっとドコモ割プラス」で料金割引を選択すると、※1では300円の負担増、※2では1,300円の負担増、※3では100円お得になります。ステージにより差額は異なります。

新料金プランにしてお得になる使用量の枠はかなり限られていることがわかります。

なお、シェアパックは通話が少ない人向けのシンプルプランを選べるので、ベーシックパックと違いベーシックシェアパックにすることで通話料金との合計で安くなるというメリットはありません。

◆ベーシックシェアパックに変更するとお得なパターン

ベーシックシェアパックに変更するとお得になるのは次のようなパターンです。

・月のデータ使用量が5GBを絶対に超えない&プラチナステージ(15年以上利用など)

・月のデータ使用量が7GB超~10GBでほぼほぼ固定

・月のデータ使用量が12GB超~15GBでほぼほぼ固定

月のデータ使用量が7GB超~10GBもしくは12GB超~15GBでほぼほぼ固定というのはなかなか難しい条件ではないでしょうか。1人で利用しているならば使用量の調整がききやすいですが、家族で一緒に利用している場合はこの狭い幅に合わせるのは至難の業かもしれません。

◆ベーシックシェアパックに変更すると損するパターン

ベーシックシェアパックに変更すると損になるのは次のようなパターンです。

・月のデータ使用量が5GB超~7GB(シェアパック5+1GB追加オプションがお得)

・月のデータ使用量が10GB超~12GB(シェアパック10+1GB追加オプションがお得)

・月のデータ使用量が15GB超~30GB

・月のデータ使用量の変動が大きい(使用量によっては従来のプランがお得)

データ使用量が15GB超~30GBの人はうっかりベーシックシェアパックに変更してしまった場合は、シェアパック30に戻せば問題ありません。

その他の場合でうっかりベーシックシェアパックに変更してしまうと、従来のプランには戻せない(シェアパック5/10/15は廃止されたため)ので、特に注意が必要です。

ベーシックシェアパックでは多くの階級で従来のシェアパックがよりお得なので、月々の使用量の変動が大きく何GBになるかわからないような家庭もプラン変更は避けるのが無難です。

わが家の選択

わが家はシェアパック5を契約していて、プラチナステージ(15年以上利用)です。

ですので、ベーシックシェアパックにすると月々の料金が100円(年間1,200円)安くなります。

しかし、ベーシックシェアパックへの変更は見送ることにしました。

なぜなら、データ使用量が5GBを超えない月がほとんどではあるものの、万が一超える可能性もゼロではなくその場合に1月だけで1,500円の負担増になってしまうからです。ベーシックシェアパックに変更して年間1,200円安くなるとしても、5GBを超える月が1月でもあれば逆に損してしまいます。

ベーシックパック・ベーシックシェアパックはやはり月々のデータ使用量が確実に固定されている人向けだと感じました。



まとめ

ベーシックパックベーシックシェアパックは、実際に使用したデータ量によって段階的に料金が決定する2018年に開始された料金プランです。

ベーシックパックはひとり用のプラン、ベーシックシェアパックは家族用のプランです。

データ使用量によって従来の料金プランよりお得になる場合・損になる場合があるので、プラン変更の前に、まずは自身の過去のデータ使用量の確認をすることがおすすめです。

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