ドコモでiPhoneを購入するにあたって、ケータイ補償サービスに加入しようか迷う場合があるかと思います。また、ケータイ補償に入っているものの内容がよくわからないということもあるのではないでしょうか。
Androidと比較してドコモのiPhoneのケータイ補償は選択肢が多くやや複雑です。
今回はドコモでiPhoneを利用する場合、ケータイ補償にどのような種類があるか、それぞれどういったトラブルをカバーできるか、補償をつけていたほうがお得なのかなどについて、Appleとドコモの公式ホームページやコールセンターで確認した内容をまとめていきます。
時間がない方は目次の「それぞれの補償のメリット・デメリット」から読んで、また時間のある時に来ていただければと思います。
(2017年11月時点の情報なので、契約前には自身で最新情報を確認してください。)
※この記事では、iPhoneの場合の補償を説明しています。Androidのケータイ補償は別の記事にまとめました↓
トラブル別に徹底検証!dカード GOLDがあればケータイ補償サービスは不要?補償されないパターンや注意点まとめ(Android)
<ドコモユーザー必見の情報>
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iPhoneのケータイ補償の種類
ドコモユーザーがiPhoneを購入する場合のケータイ補償の種類は大きく分けて3つあります。
・Apple Care(無償、自動付帯、Appleのサービス)
・Apple Care + for iPhone(有料、Appleのサービス)
・ケータイ補償サービス for iPhone & iPad(有料、ドコモのサービス)
AppleCare(無償)は、1年間の自然故障に対する補償でiPhoneを購入すると自動的についてきます。
出典:AppleCare製品
AppleCare(無償)以外に有料でつけられる補償は、iPhoneを購入する場所がApple Storeかドコモ販売店(ドコモショップやドコモオンラインショップなど)かによって変わってきます。
購入場所 | AppleStore | ドコモショップ/ドコモ取扱い店 | |
自動付帯 | AppleCare(無償) | ||
選択 | AppleCare+ (Appleが提供するサービス) | AppleCare+ (Appleが提供するサービス) | ケータイ補償サービス (ドコモが提供するサービス) |
申込期限 | 購入から30日以内 | 購入と同時 | 購入から14日以内 |
AppleStoreでiPhoneを購入した場合は、「AppleCare+ for iPhone」のみ加入可能です(ドコモの提供するケータイ補償サービス for iPhone & iPadには加入できません)。なお、AppleCare+ for iPhoneが不要という場合は加入しないということも可能です。
ドコモショップ・ドコモオンラインショップ・ドコモ取扱い店でiPhoneを購入した場合は、「AppleCare+ for iPhone」もしくは「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」のどちらかを選ぶ(※)ことになります(重複契約不可)。両方加入しないという選択肢もあります。
※厳密にいうと、AppleCare+ for iPhoneとケータイ補償サービス for iPhone & iPadの両方に加入する方法もあります。ですが、補償料金が高くなること、補償内容が重複する部分があること、交換電話機サービスを利用した後はAppleCare+ for iPhoneの修理サービスが利用できない場合があることを考えると、どちらかのみ加入していることが多いかと思われます。
コールセンターによると、次の2つの方法ではAppleCare+ for iPhoneとケータイ補償サービス for iPhone & iPadへの重複加入が可能とのことです。
①<ドコモショップ/ドコモ取扱い店でiPhoneを購入>購入と同時もしくは14日以内にケータイ補償サービスに加入 → 購入から30日以内にAppleStoreに来店するなどしてAppleCare+ for iPhoneに加入
②<ドコモショップ/ドコモ取扱い店でiPhoneを購入>購入時には何も補償をつけない → 購入から14日以内にAppleStoreに来店するなどしてAppleCare+ for iPhoneに加入 → 購入から14日以内にケータイ補償サービスに加入
ドコモショップ・ドコモオンラインショップでiPhoneを購入する場合は、AppleCare+ for iPhoneは原則として購入と同時でないと付帯できないので、購入する前にAppleCare+ for iPhoneとケータイ補償サービス for iPhone & iPadのどちらに加入するか検討しておく必要があります。
補償内容
AppleCare+ for iPhoneとケータイ補償サービスについてまとめます。
AppleCare+ for iPhone
AppleCare+ for iPhoneは、Appleが提供する補償サービスです。月額料金(もしくは一括)で保証料金(※)を支払うことで、過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを割引価格で受けることができます。(※)機種により異なるので次章の表で説明。
出典:Apple AppleCare+ for iPhone
保証期間は2年間です。サービス料金は、画面割れは1回につき3,400円(税別)、その他の損傷は1回につき11,800円(税別)で、2年間で最大2回まで受けられます。画面割れとその他の損傷で合わせて2回までなので、例えば画面割れで2回修理を受けたとするとその他の損傷に対する修理は通常料金での修理になってしまいます。
修理料金の割引以外にも、消耗によるバッテリー交換を2年間ならば何度でも無償で受けることができます(バッテリーが保持する容量が本来の容量の80パーセント未満になった場合のみ)。
Appleの専任スペシャリストへのチャットまたは電話によるダイレクトアクセスも2年間利用できるので、不具合を電話で解消できる確率が高くなります。また、iOSとiCloudの基本操作などのソフトウェアのサポートをAppleの専任スペシャリストに聞くこともできます。
参考:Apple AppleCare製品 AppleCare+ for iPhone
ケータイ補償サービス for iPhone & iPad
ケータイ補償サービス for iPhone & iPadは、ドコモが提供する補償サービスです。月額料金(※)を支払うことで、水濡れ・全損・紛失・盗難・破損・故障・購入から1年を超えた自然故障のトラブルの際に、交換電話機を届けてくれるサービスです。月額料金とは別に交換電話機サービスを利用する際にサービス利用料金が11,000円もしくは7,500円(※)かかります。
(※) 機種により異なるので次章の表で説明。
出典:ドコモ ケータイ補償サービス for iPhone & iPad
補償期間の定めはないので、月額料金を支払い続ける限りずっと補償の対象です。サービスは1年に2回まで利用できて、補償の申し込みから1日~2日以内で交換電話機(リフレッシュ品という他の人が使ったケータイを新品同様にしたもの)が直接届けられます。
参考:ドコモ ケータイ補償サービス for iPhone & iPad
月額料金と補償内容の比較一覧
AppleCare+ for iPhoneとケータイ補償サービス for iPhone & iPadの月額料金や補償内容の違いを一覧にまとめました。月額料金やサービス利用料金は、機種により異なります。
iPhone Xの場合
<iPhone Xの場合>
AppleCare+ (Appleが提供するサービス) | ケータイ補償サービス (ドコモが提供するサービス) | |||
購入場所 | AppleStore | ドコモショップ | ドコモショップ /ドコモ取扱い店 | |
料金 | 22,800円 ※一括払いのみ | 950円/月 (24か月) ※月額払いのみ → 2年間で22,800円 | 750円/月 ※初めての加入は31日間無料 | |
サービス利用期間 | 2年間 | なし (月額料金を支払い続ける限り ずっと) | ||
サービス利用回数 | 2年間に2回まで | 1年間に2回まで | ||
修理不能な故障 (水濡れ・全損など) | × | ○ 自己負担額 11,000円 | ||
修理可能な故障 | 画面割れ | ○ 自己負担額 3,400円 | ○ 自己負担額 11,000円 | |
その他 | ○ 自己負担額 11,800円 | |||
紛失・盗難 | × | ○ 自己負担額 11,000円 | ||
バッテリー | ○ 無償 (※) | × |
料金は税抜
※バッテリーが保持する容量が本来の容量の80パーセント未満になった場合
iPhone 8 Plus、iPhone 7 Plusの場合
<iPhone 8 Plus、iPhone 7 Plusの場合>
AppleCare+ (Appleが提供するサービス) | ケータイ補償サービス (ドコモが提供するサービス) | |||
購入場所 | AppleStore | ドコモショップ | ドコモショップ /ドコモ取扱い店 | |
料金 | 16,800円 ※一括払いのみ | 700円/月 (24か月) ※月額払いのみ → 2年間で16,800円 | 750円/月 ※初めての加入は31日間無料 | |
サービス利用期間 | 2年間 | なし (月額料金を支払い続ける限り ずっと) | ||
サービス利用回数 | 2年間に2回まで | 1年間に2回まで | ||
修理不能な故障 (水濡れ・全損など) | × | ○ 自己負担額 11,000円 | ||
修理可能な故障 | 画面割れ | ○ 自己負担額 3,400円 | ○ 自己負担額 11,000円 | |
その他 | ○ 自己負担額 11,800円 | |||
紛失・盗難 | × | ○ 自己負担額 11,000円 | ||
バッテリー | ○ 無償 (※) | × |
料金は税抜
※バッテリーが保持する容量が本来の容量の80パーセント未満になった場合
iPhone 8、iPhone 7などの場合
<iPhone 8、iPhone 7, iPhone 6sの場合>
AppleCare+ (Appleが提供するサービス) | ケータイ補償サービス (ドコモが提供するサービス) | |||
購入場所 | AppleStore | ドコモショップ | ドコモショップ /ドコモ取扱い店 | |
料金 | 14,800円 ※一括払いのみ | 617円/月 (24か月) ※月額払いのみ → 2年間で14,808円 | 750円/月 ※初めての加入は31日間無料 | |
サービス利用期間 | 2年間 | なし (月額料金を支払い続ける限り ずっと) | ||
サービス利用回数 | 2年間に2回まで | 1年間に2回まで | ||
修理不能な故障 (水濡れ・全損など) | × | ○ 自己負担額 11,000円 | ||
修理可能な故障 | 画面割れ | ○ 自己負担額 3,400円 | ○ 自己負担額 11,000円 | |
その他 | ○ 自己負担額 11,800円 | |||
紛失・盗難 | × | ○ 自己負担額 11,000円 | ||
バッテリー | ○ 無償 (※) | × |
料金は税抜
※バッテリーが保持する容量が本来の容量の80パーセント未満になった場合
iPhone 6 Plusの場合
<iPhone 6 Plusの場合>
AppleCare+ (Appleが提供するサービス) | ケータイ補償サービス (ドコモが提供するサービス) | |||
購入場所 | AppleStore | ドコモショップ | ドコモショップ /ドコモ取扱い店 | |
料金 | 16,800円 ※一括払いのみ | 700円/月 (24か月) ※月額払いのみ → 2年間で16,800円 | 600円/月 ※初めての加入は31日間無料 | |
サービス利用期間 | 2年間 | なし (月額料金を支払い続ける限り ずっと) | ||
サービス利用回数 | 2年間に2回まで | 1年間に2回まで | ||
修理不能な故障 (水濡れ・全損など) | × | ○ 自己負担額 7,500円 | ||
修理可能な故障 | 画面割れ | ○ 自己負担額 3,400円 | ○ 自己負担額 7,500円 | |
その他 | ○ 自己負担額 11,800円 | |||
紛失・盗難 | × | ○ 自己負担額 7,500円 | ||
バッテリー | ○ 無償 (※) | × |
料金は税抜
※バッテリーが保持する容量が本来の容量の80パーセント未満になった場合
iPhone 6の場合
<iPhone 6の場合>
AppleCare+ (Appleが提供するサービス) | ケータイ補償サービス (ドコモが提供するサービス) | |||
購入場所 | AppleStore | ドコモショップ | ドコモショップ /ドコモ取扱い店 | |
料金 | 14,800円 ※一括払いのみ | 617円/月 (24か月) ※月額払いのみ → 2年間で14,808円 | 600円/月 ※初めての加入は31日間無料 | |
サービス利用期間 | 2年間 | なし (月額料金を支払い続ける限り ずっと) | ||
サービス利用回数 | 2年間に2回まで | 1年間に2回まで | ||
修理不能な故障 (水濡れ・全損など) | × | ○ 自己負担額 7,500円 | ||
修理可能な故障 | 画面割れ | ○ 自己負担額 3,400円 | ○ 自己負担額 7,500円 | |
その他 | ○ 自己負担額 11,800円 | |||
紛失・盗難 | × | ○ 自己負担額 7,500円 | ||
バッテリー | ○ 無償 (※) | × |
料金は税抜
※バッテリーが保持する容量が本来の容量の80パーセント未満になった場合
iPhone 5sなどの場合
<iPhone SE,iPhone 5s, iPhone 5cの場合>
AppleCare+ (Appleが提供するサービス) | ケータイ補償サービス (ドコモが提供するサービス) | |||
購入場所 | AppleStore | ドコモショップ | ドコモショップ /ドコモ取扱い店 | |
料金 | 12,800円 ※一括払いのみ | 534円/月 (24か月) ※月額払いのみ → 2年間で12,816円 | 600円/月 (※1) ※iPhone 5cは500円/月 ※初めての加入は31日間無料 | |
サービス利用期間 | 2年間 | なし (月額料金を支払い続ける限り ずっと) | ||
サービス利用回数 | 2年間に2回まで | 1年間に2回まで | ||
修理不能な故障 (水濡れ・全損など) | × | ○ 自己負担額 7,500円 | ||
修理可能な故障 | 画面割れ | ○ 自己負担額 3,400円 | ○ 自己負担額 7,500円 | |
その他 | ○ 自己負担額 11,800円 | |||
紛失・盗難 | × | ○ 自己負担額 7,500円 | ||
バッテリー | ○ 無償 (※2) | × |
料金は税抜
※1:2015年5月19日までに加入していると392円/月 (24か月)
※2:バッテリーが保持する容量が本来の容量の80パーセント未満になった場合
本来は税込み価格で考えたほうが実際の値段がわかってよいのですが、Apple・ドコモともに公式ホームページに税抜価格しか掲載していないのでやむを得ず税抜価格で表示しています。実際には上記の補償料金やサービス利用料金に+税が発生するのでもう少し高くなると考えてください。
AppleCare+ for iPhoneにドコモで加入した場合の月額料金は日割り計算がされないので、月の下旬に加入すると少し損をした気分になるかもしれません(例えば3月31日に加入した場合、3月31日の1日間だけで月額料金が1か月分発生する)。一方で解約時は解約する月の月額料金は発生しません。
ケータイ補償サービス for iPhone & iPadの月額料金は、ケータイ補償サービスに初めて加入する場合は初回31日間が無料です。初回無料特典は1番号につき1回までなので、Androidのケータイ補償サービスにすでに加入したことがある場合は対象外です。コールセンターによると無料期間終了後の月額料金は日割り計算されるそうです。
AppleCare+ for iPhoneもケータイ補償サービス for iPhone & iPadも途中で解約することは可能ですが、解約後に再度契約することは原則としてできないのでよく考えたうえでの解約が必要です。
補償に加入したほうがお得なのか
実際にどのくらいお得なのかを考えるために、AppleCare+ for iPhoneやケータイ補償サービスfor iPhone & iPadに未加入の場合のAppleでの修理料金を調べてみました。
補償に未加入の場合の修理料金
<有料補償に未加入の場合の修理料金>
料金は税抜
出典:Apple iPhone の修理サービス料金
この修理料金を踏まえて、実際にトラブルが起こったときに補償に加入していたほうがお得なのかどうか試算してみます。
画面割れ、画面割れ以外の損傷で修理料金は変わってくるので、それぞれの場合の例を挙げていきます。
画面割れの場合
修理代金は機種により異なるので、例としてiPhone7での画面割れの場合を見てみます。
<iPhone7 画面割れ>
サービス 利用回数 | 半年間で1回 | 1年間で1回 | 1年間で2回 | 2年間で1回 | 2年間で2回 |
未加入 | 17,800円 | 17,800円 | 35,600円 | 17,800円 | 35,600円 |
AppleCare+ (一括) | 18,200円 (サ3,400円 +ホ14,800円) | 18,200円 (サ3,400円 +ホ14,800円) | 21,600円 (サ6,800円 +ホ14,800円) | 18,200円 (サ3,400円 +ホ14,800円) | 21,600円 (サ6,800円 +ホ14,800円) |
未加入との差額 | +400円 | +400円 | -14,000円 | +400円 | -14,000円 |
AppleCare+ (月払い) | 7,102円 (サ3,400円 +ホ3,702円) | 10,804円 (サ3,400円 +ホ7,404円) | 14,204円 (サ6,800円 +ホ7,404円) | 18,208円 (サ3,400円 +ホ14,808円) | 21,608円 (サ6,800円 +ホ14,808円) |
未加入との差額 | -10,698円 | -6,996円 | -21,396円 | +408円 | -13,992円 |
ケータイ補償 | 15,500円 (サ11,000円+ホ4,500円) | 20,000円 (サ11,000円+ホ9,000円) | 31,000円 (サ22,000円+ホ9,000円) | 29,000円 (サ11,000円 +ホ18,000円) | 40,000円 (サ22,000円 +ホ18,000円) |
未加入との差額 | -2300円 | +2,200円 | -4,600円 | +11,200円 | +4,400円 |
料金は税抜
サ:サービス利用料金 ホ:支払い済み補償料金 (一括払いもしくは月払い)
未加入との差額が赤文字になっているパターンでは、補償に入ったほうが自己負担額が少なくて済み、お得です。
iPhone7画面割れの場合・・・
<AppleCare+(Appleが提供する補償サービス)>
一括払い(AppleでiPhoneを購入)の場合 → 修理サービスを2回利用した場合は未加入よりお得
月額払い(ドコモでiPhoneを購入)の場合 → 2年間で1回以下しかサービスを利用しなかった場合を除き未加入よりお得
(注意) AppleCare+の場合は、初めの1年間で2回画面割れの修理サービスを使ってしまうと、次の1年間は画面割れ・その他損傷ともに修理の割引サービスは受けられません。月額払いの場合は、その後1年間も月額料金を払い続けるか検討するほうがよいでしょう。
<ケータイ補償サービス (ドコモが提供す補償サービス)>
修理サービスを半年で1回、1年で2回使った場合は、未加入よりお得
その他の損傷の場合
続いて画面割れ以外の損傷の場合を試算します。
<iPhone7 画面割れ以外の損傷>
サービス 利用回数 | 半年間で1回 | 1年間で1回 | 1年間で2回 | 2年間で1回 | 2年間で2回 |
未加入 | 35,800円 | 35,800円 | 71,600円 | 35,800円 | 71,600円 |
AppleCare+ (一括) | 26,600円 (サ11,800円 +ホ14,800円) | 26,600円 (サ11,800円 +ホ14,800円) | 38,400円 (サ23,600円 +ホ14,800円) | 26,600円 (サ11,800円 +ホ14,800円) | 38,400円 (サ23,600円 +ホ14,800円) |
未加入との差額 | -9,200円 | -9,200円 | -33,200円 | -9,200円 | -33,200円 |
AppleCare+ (月払い) | 15,502円 (サ11,800円+ホ3,702円) | 19,204円 (サ11,800円 +ホ7,404円) | 31,004円 (サ23,600円 +ホ7,404円) | 26,608円 (サ11,800円 +ホ14,808円) | 38,408円 (サ23,600円 +ホ14,808円) |
未加入との差額 | -20,298円 | -16,596円 | -40,596円 | -9,192円 | -33,192円 |
ケータイ補償 | 15,500円 (サ11,000円+ホ4,500円) | 20,000円 (サ11,000円 +ホ9,000円) | 31,000円 (サ22,000円 +ホ9,000円) | 29,000円 (サ11,000円 +ホ18,000円) | 40,000円 (サ22,000円 +ホ18,000円) |
未加入との差額 | -20,300円 | -15,800円 | -40,600円 | -6,800円 | -31,600円 |
料金は税抜
サ:サービス利用料金 ホ:支払い済み補償料金 (一括払いもしくは月払い)
未加入との差額が赤文字になっているパターンでは、補償に入ったほうが自己負担額が少なくて済み、お得です。
画面割れ以外の損傷は・・・
<AppleCare+ (Appleが提供する補償サービス)>
1回でも修理サービスを利用すれば未加入よりお得
<ケータイ補償サービス (ドコモが提供する補償サービス)>
1回でも修理サービスを利用すれば未加入よりお得
画面割れとそれ以外の補償に分けてまとめましたが、もちろん画面割れ1回・それ以外の損傷1回というパターンもあるので、すべてのパターンを想定するのは難しいですが、画面割れ以外の損傷では補償に入っていたほうが自己負担額が少ないと考えてよさそうです。画面割れだけだと、修理料金はそこまで高くないので補償に入っていたほうが必ずしもお得になるとは限らないようです。
また、今回はiPhone7以外の機種では修理料金などに若干の差が出ますので、目安程度に考えてください。
あくまでAppleでの修理料金で試算したので、街のリペアショップなどではもう少し修理代金が安くなる可能性もあります。
それぞれの補償のメリット・デメリット
ここまでに挙げてきた点も含め、AppleCare+ for iPhoneとケータイ補償サービス for iPhone & iPadのメリット・デメリットをまとめます。
AppleCare+ (Appleが提供するサービス) | ケータイ補償サービス (ドコモが提供するサービス) | |
メリット | ○画面損傷が3,400円 (2年で2回まで) ○エクスプレス交換サービスだと2~3日で ○エクスプレス交換サービスだと来店不要 ○消耗によるバッテリー交換が何度でも無償 ○その他のサービス(Appleの専任スペシャリストにチャットまたは電話での相談など)もついてくる | ○月額料金を支払い続ける限りずっと補償 ○1年に2回まで交換電話機サービスを利用可 ○1~2日以内に交換電話機が届く ○サービス利用は電話やMy docomoから申し込めるので来店不要 ○月額料金がdポイント付与対象 |
デメリット | ○修理不能な故障(全損など)が補償対象外 ○紛失・盗難が補償対象外 ○修理割引サービス利用料金(画面割れ以外の損傷)が11,800円と高い ○2年間で保証が終了 ○修理割引サービスは2年間で2回までしか利用できない ○月額料金はdポイント付与対象外 | ○サービス利用料金が11,000円(iPhone X、iPhone 8など)もしくは7,500円(iPhone6など)と高い ○画面割れでは自己負担額が補償未加入に比べて高くなる場合も多い ○交換電話機サービスで旧機種を返却しないと8万円の違約金が発生する ○バッテリー交換が対象外 |
細かい点ですが、AppleCare+ for iPhoneの月額料金(ドコモで申し込んだ場合)はdポイント付与対象外ですが、ケータイ補償サービス for iPhone & iPadの月額料金はdポイントの付与対象です(dポイントカスタマーセンターに確認済み)。
表中のデメリットの黄色いマーカーを塗った部分は特に注意が必要です。
iPhoneをドコモショップ・ドコモオンラインショップ・ドコモ取扱い店で購入した場合は、このデメリット部分は、dカード GOLDを契約することでカバーできます。
dカード GOLDで補償を手厚くする方法
dカード GOLDは、ドコモが発行するクレジットカードです。
dカード GOLDは契約しているだけで、ドコモのケータイ・ドコモ光利用料金の10%分ものポイントがたまるうえに、たまったポイントは1ポイント1円からケータイ利用料金の支払いに使えます。実質ケータイ利用料金の節約になり、ドコモユーザーの多くが持っているだけで年会費(税込み10,800円)以上にお得になるクレジットカードです。
dカード GOLDには様々な特典がついてきますが、その中で絶大なメリットがあるのがdカード ケータイ補償です。
dカード GOLD ケータイ補償
購入から3年以内の端末が盗難・紛失・修理不能(水濡れ・全損など)となった際に、新規端末を購入する代金を最大10万円までサポート
コールセンターによると、iPhoneをドコモショップ・ドコモオンラインショップ・ドコモ取扱い店で購入した場合は、dカード GOLDケータイ補償の対象となるそうです(AppleStoreで購入した場合は対象外)。
10万円まで補償されるのは本当に大きいです。わが家はdカード GOLDに付帯のケータイ補償を利用して約10万円のスマホに無料で機種変更できました。

つまり、dカード GOLDを持っていれば、AppleCare+ for iPhoneでは補償できない修理不能な故障(全損など)や紛失・盗難にも10万円の補償がつきます。
ケータイ補償サービス for iPhone & iPadの場合は、修理不能な故障(全損など)や紛失・盗難も補償できるものの自己負担額が高いのがネックでしたが、dカード GOLD ケータイ補償があれば10万円のサポートがあります。
さらに、dカード GOLDの家族会員も本人会員と同じ補償を受けられます!しかも、家族カード
の1枚目は年会費が無料!!
ドコモのケータイ・ドコモ光利用料金の10%分ものポイントがたまることやその他の特典(海外旅行保険、空港ラウンジサービス、ローソン5%還元・・・etc)も考えると、ドコモユーザーなのにdカード GOLDを持っていないのはもったいないです。

ドコモでiPhoneを購入するならdカード GOLDを契約したほうがお得な理由についてまとめました。

まとめ
ドコモのiPhoneは、2つの有料補償があります。
・Apple Care + for iPhone(Appleが提供する補償サービス)
・ケータイ補償サービス for iPhone & iPad(ドコモが提供する補償サービス)
購入する場所によって、選べる補償は違うので購入前に検討しておくのがベストです。
AppleStoreでiPhoneを購入する場合:AppleCare+ for iPhoneに加入するか決めておく(ケータイ補償サービス for iPhone & iPadへの加入は不可)
ドコモでiPhoneを購入するを購入する場合:AppleCare+ for iPhoneもしくはケータイ補償サービス for iPhone & iPadのどちらに加入するか(もしくは何も加入しないか)決めておく
それぞれの補償の違いはざっくりまとめるとこのようになります。
AppleCare+ (Appleが提供するサービス) | ケータイ補償サービス (ドコモが提供するサービス) | |||
サービス利用期間 | 2年間 | なし (月額料金を支払い続ける限り ずっと) | ||
サービス利用回数 | 2年間に2回まで | 1年間に2回まで | ||
修理不能な故障 (水濡れ・全損など) | × | ○ 自己負担額 11,000円 もしくは7,500円 | ||
修理可能な故障 | 画面割れ | ○ 自己負担額 3,400円 | ○ 自己負担額 11,000円 もしくは7,500円 | |
その他 | ○ 自己負担額 11,800円 | |||
紛失・盗難 | × | ○ 自己負担額 11,000円 もしくは7,500円 | ||
バッテリー | ○ 無償 (※) | × |
料金は税抜
※バッテリーが保持する容量が本来の容量の80パーセント未満になった場合
AppleCare+ for iPhoneもしくはケータイ補償サービス for iPhone & iPadにプラスしてdカード GOLDのケータイ補償をつけておくとお得です。
dカード GOLDのケータイ補償は、購入から3年以内の故障・盗難・修理不能(水濡れ・全損など)の場合は、新しい携帯電話端末を購入した代金を10万円までキャッシュバックしてくれるという手厚い補償があります。

「年会費がかかるから」という理由だけでdカード GOLDを作らないのはもったいない!
ヘビーユーザーは、dカード GOLDを作ると年会費相当を上回るポイントを獲得できるうえに充実した特典が利用できて断然お得になります!
dカード GOLDはすべてのドコモユーザーにおすすめです。
dカード GOLDならば、ケータイ・ドコモ光利用料金のポイント還元率が1%→10%に。しかも、ケータイ・ドコモ光料金のdカード GOLDでの決済は必須条件ではないので、dカード GOLDを契約しているだけでポイントがたまります!
「dカード GOLDを作ったら、どのくらいお得になるの?」という方には、こちらの記事がおすすめ。

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<NEWS>
dカード GOLDの契約者は、どんどん増えて2019年1月に会員数が500万を突破しました。ドコモユーザーにとってお得なことが知られてきたせいか、ドコモユーザーはかなりの割合でdカード GOLDを持っている計算です。
参考:dカード「dカード GOLD」の会員数が500万を突破 <2019年2月1日>
日経トレンディ2017年10月号のクレジットカード特集では、dカード GOLDがゴールドカードランキングで堂々の第1位に選ばれていました!!
出典:日経トレンディ 2017年10月号(日経BP社)
dカード GOLDが実際にお得で注目度・人気が高いことが伺えます。