祝審査通過!アドセンスを利用する前にするべき3つのこと。アナリティクスやChromeについて紹介します。

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しっかり環境設定して成績が向上していくイメージ画像

※2017年1月の情報です。

 

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すぐに広告掲載したいところですが、長期的な利用のためには最初に環境をしっかり整えることが必要です!

Google からいろいろな分析ツールが無償提供されていますが、私がアドセンスを利用するにあたって準備したのは、Google アナリティクスとの連携、Chromeの拡張機能利用、カスタムチャネルの設定(いずれも無料)の3つです。

難しい部分もあったので分かりやすいように画像付きで紹介します。最初に設定しておかないと設定前のデータが見えなくなってしまうので、アドセンスの広告を利用する前に設定するのがベストです。

分析ツールの環境を整備することで、PV数や収益の変化を可視化することができるので、自分のモチベーションアップにもつながりますよ!

これからアドセンスを使い始める方の参考になれば幸いです。

Google アナリティクス

ブログやサイトを運営されている多くの方が、Google アナリティクスを利用されていると思います。リアルタイムの閲覧者やページビュー数の確認を無料でできる優秀な分析ツールですよね。アドセンスと連携させるとどのページの広告がクリックされたのかを確認できるようになるので、必ず準備しておきましょう!

まず最初に!アドセンスと連携させよう

同じGoogle が提供していることもあって、アナリティクスとアドセンスは連携させることが可能です。それぞれをただ利用しているだけでは自動的に連携されないし、連携前のデータはアナリティクス側に反映されないので、まず最初にデータ連携させましょう!

【手順】

1.アナリティクスにログイン

①ページ上にある「管理」タブをクリック

②「AdSenseのリンク設定」をクリック

アナリティクスの管理画面 アドセンスとのリンク設定Google および Google ロゴは Google Inc. の登録商標であり、同社の許可を得て使用しています。

 

2.「+ 新しいAdSenseリンク」をクリック

3.AdSenseプロパティの選択

①「コンテンツ向けAdSense」にチェック

②「続行」をクリック

4.リンクの設定

①「すべてのウェブサイトのデータ」にチェック

5・「リンクを有効化」をクリック

 

(設定が完了していることを確認するには)

設定が無事に完了していれば、再度、「管理」タブ→「AdSenseのリンク設定」と選択していくと以下の画面が表示されているはずです。

アドセンスとアナリティクスの連携ができていることを確認できる画面

Google および Google ロゴは Google Inc. の登録商標であり、同社の許可を得て使用しています。

 

以上で、アドセンスとアナリティクスの連携手順は完了です。

 

どのページでいくら広告収益が発生したかを確認する方法

これが一番使える機能だと思います!

しかも、アドセンスとの連携さえ済ませればアナリティクスで特段の設定なく表示させることができます。

【手順】

①「レポート」タブをクリック

②「行動」をクリック

③「サイト運営者」→「概要」をクリック

アナリティクスの画面でページ別のアドセンス収益額を確認する方法

Google および Google ロゴは Google Inc. の登録商標であり、同社の許可を得て使用しています。

四角い赤枠で囲っている部分でページごとの収益額を確認することが可能になります!

 

【注意】

アドセンスの利用規約第9条により統計情報をブログ等に掲載することは禁止されています。(私は上記画面のとおりマスキングすることにしました。)管理画面のスクリーンショットについては、ヘルプフォーラムの質疑によると統計情報を消していれば大丈夫そうなので、掲載することとしました。画面の掲載等については、自分で判断するようにしましょう。

※2017/1/11追記(太字部分)

Google の公式ホームページにおいて、以下の記載を発見しました。

手順などをわかりやすく説明するため、Google のホームページ(Google.com)や検索結果ページのスクリーンショットを改変せずに使用する場合、使用許諾を受ける必要はありません。

さらに、

必ず次のフレーズを Google プロダクトのスクリーンショットやデータの画像の下に配置してください。

  • Google および Google ロゴは Google Inc. の登録商標であり、同社の許可を得て使用しています。

日本語がよくわからない部分はあるのですが、違反しないようすべての画像に上記のフレーズを記載することとしました。(見にくくなってしまいすみません。)

 

なお、初期設定のままだとアナリティクスで表示されるアドセンスの収益がドル表示になっているのですが、これを日本円表示に変更する方法については確認中です。(アナリティクスで、「管理」→「ビューの設定」から通貨を円表示にはできるのですが、アドセンスの収益はドル表示のままになっています。)

ちなみに、アナリティクスやアドセンスのスマホアプリがGoogleから提供されています。スマホで状況を確認したい方にはおすすめなので、ぜひこちらもダウンロードして使ってみてはいかがでしょう。

Google Chrome

次にクロムの設定です。アドセンスでは自分で広告をクリックすることは禁止されているのですが、クロムの拡張機能を利用することでこれを防止することができます。拡張機能を利用していても違和感なくクロムは使えますので、これも最初に設定してしまいましょう!

自己(事故)クリックの防止

クロムの拡張機能「Google Publisher Toolbar」を利用することで自分の誤クリックを防ぐことができるので、まずは、Google Publisher Toolbarのインストール方法について説明します。

【手順】

1.Chrome ウェブストアにアクセス

2.「Google Publisher Toolbar」を検索

3.「+Chromeに追加」 をクリック

クロムウェブストアでパブリッシャツールバーを導入

Google および Google ロゴは Google Inc. の登録商標であり、同社の許可を得て使用しています。

拡張機能の追加がすむとクロムのブラウザ画面の右上に、以下の画面のとおり赤枠で囲んだアイコンが表示されているはずです。

パブリッシャーツールのアイコン

このアイコンをクリックすると以下の画面が表示されます。

アドセンスを有効にする画面

Google および Google ロゴは Google Inc. の登録商標であり、同社の許可を得て使用しています。

※アドセンスの「有効にする」ボタンを押すと、Chromeから許可を求められますので、許可してください。

自分のブログを開いた状態で、アイコンをクリックし、以下の画面のとおり、右下の広告オーバーレイをONにしてください。

広告オーバーレイをONにする

Google および Google ロゴは Google Inc. の登録商標であり、同社の許可を得て使用しています。

10秒くらいすると、アドセンスの広告枠が以下の画像のように緑でマスクされたように表示されます。(本来は広告が透けて見えますが、今回は見えないように修正しています。)

広告オーバーレイで表示されたアドセンスの広告例

Google および Google ロゴは Google Inc. の登録商標であり、同社の許可を得て使用しています。

この状態になれば、クリックしてもカウントされません。

これで安心してブログの更新や編集ができますね!

なお、この広告オーバーレイの設定をしていない等の理由から、広告を誤って自分でクリックしてしまうこともあると思うのですが、ヘルプフォーラムによるとGoogleへの報告等は必要ない(できない)そうです。

ネットには報告しないといけないという情報もありますが、古い情報だと思われます。

リンク先URLの確認と広告ブロック

広告オーバーレイがONになった状態で、アドセンス広告をクリックするとその広告枠の詳細なデータ(収益額やリンク先のURL等)を確認できたり、クリックした際に表示されていた広告がサイトに合わないと思ったときにはブロックすることもできます。


Google アドセンス

やっとアドセンス自体の設定です。笑

広告ユニットを作成するにあたって注意した点や、今後の分析のためにしたことを紹介します。ちなみに、広告ユニットの作成(ブログ貼付)から実際の広告配信までは1時間半程度かかっています。

広告ユニットは推奨モデルを

まず、アドセンスのホームページから広告ユニットを作成するのですが、『推奨』と記載されているものがあります。

私は推奨とされているものを選択して広告ユニットを作成しました。これは広告掲載するGoogle が推薦するなら良いだろうという単純な理由です。

広告ユニットの作成 推奨を選択したほうが良い

Google および Google ロゴは Google Inc. の登録商標であり、同社の許可を得て使用しています。

同じ規格でも貼付場所によって別に広告ユニットを作成

現在(2017/1時点)アドセンスからは、「レスポンシブ」という広告サイズが推奨されます。これは広告が貼り付けられた場所や閲覧する端末(PC、タブレット、スマホ)に応じて自動的に広告枠のサイズを最適化するもので汎用性はとても高いです。

このレスポンシブで作成した広告ユニットが1つあれば、他の広告ユニットを作成しなくてもブログに表示させたい広告サイズを網羅できるのですが、1つだけだと分析に限界が出てくるんです。というのも広告ユニット1つだけだと、複数の場所に貼り付けた場合でもどの場所の広告が一番クリックされているなどといった情報がわかりません。

そのため、レスポンシブの広告ユニットを複数作成(広告タイプ等もすべて同じ)し、貼付場所や表示端末毎の名前を付けておくことをおすすめします。これにより、「トップ画面のサイドに貼り付つけた広告がよく見られているし、クリック率が低いから目立つように大きいサイズの広告にしてみよう」とか、「記事中に貼り付けた広告はよく表示されるし、クリックもされてるからこのままでよいかな」等といったように分析結果を踏まえてPDCAができるようになるんですよね。

広告ユニットの名前を場所や表示端末向けに設定

Google および Google ロゴは Google Inc. の登録商標であり、同社の許可を得て使用しています。

カスタムチャネルの設定

個別の広告ユニット毎でも表示回数やクリック回数等の情報を確認することはできるのですが、グループ化して表示回数等のデータを取得することもできます。

これについては、私もこれからどう利用していくか考えているところなのですが、とりあえず私は「レスポンシブ」(レスポンシブで作成した広告ユニット)や「記事」(記事中や記事下に張り付けた広告ユニット)というグループを作成してみました。(データを後から取ることはできないので、思い付いたものは作成しておいた方が良いと思います。)

これについては、ブログの構成等によっていろいろと工夫できると思いますので、これからも試していきたいと思います。

まとめ

アドセンスの利用開始にあたって、私が準備したのは以上です。

アドセンスやアナリティクスについては、随時、機能追加されたり仕様変更されたりしているので、アドセンスからのメールやヘルプフォーラムをチェックしてどんどん試していきたいですね!

 

なお、収益が基準額(1,000円)に達すると支払い方法の選択住所確認などの手続きが始まります。

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